lyrical school、メジャーデビュー目前の新体制初ワンマンで新曲披露

lyrical schoolが昨日3月6日、東京・新宿BLAZEにてワンマンライブ「lyrical school oneman live 2016 @ Shinjuku BLAZE」を行った。

昨年12月、メンバーhinaの学業優先によるグループ卒業に伴い、元ライムベリーのhimeを迎え入れ新たなスタートを切ったリリスク。6人は12月20日のT-Palette Records主催イベント「T-Palette Records 感謝祭 2015～今年新しく出来たyouthsource recordsも箱レコォズの面々も出るよ、もちろんTパレアームレスリング大会も開催!! 年末大大感謝祭!!～」から新体制での活動を開始し、さまざまなライブイベントへの出演や、ライブDVD「lyrical school tour 2015 "date spot" FINAL at Zepp DiverCity」の発売記念イベントなどで精力的にパフォーマンスを行い、短い期間の中でチームワークを固めてきた。また1月にはキングレコードへの移籍を記者会見で発表。4月27日にシングル「RUN and RUN」でメジャーデビューを果たす。

新体制初のワンマンとなった昨日のライブは、1曲目にメジャーデビューシングル「RUN and RUN」を初披露。ヘッズ（lyrical schoolファンの総称）は聴き慣れないイントロにどよめきつつも、パフォーマンスが始まると熱い声援で応えた。6人はそのまま4曲を連続で披露して冒頭から早くも汗だくになったが、簡単な挨拶と新衣装の紹介を挟み、ここからさらに10曲を連続で畳み掛ける。リリスクとして初めてのワンマンに挑んだhimeは「私、加入前は客席で観てたんですけど、こっち（ステージ）から観る景色も本当に素晴らしいです。もっと6人で上のステージを目指したいし、皆さんにもっといいものを見せたいなと思います！」と力強く語った。

「せっかくのリリスクのワンマンなのに聴いてるだけじゃ物足りないと思うので、ここからは皆さん声を出していきましょう！」というhimeの煽りから、ライブは終盤戦へ。6人は「FRESH!!!」「プチャヘンザ！」「リボンをきゅっと」「PARADE」「photograph」と、コール＆レスポンスやシンガロングでまさに声を出して盛り上がれる楽曲を次々と披露した。そして最後はもう一度、メジャーデビュー曲「RUN and RUN」をパフォーマンスした。meiはこの曲について「最初にオケを聴いただけで泣いちゃった。岩渕さんが歌ってるデモ音源だよ？」と熱弁し、ライブではDJを務め、リリスクの楽曲で多く作詞を手がける岩渕竜也を紹介。客席からは岩渕に大きな拍手が送られ、meiは「私たちの背中を押してくれるような歌詞なんですよ。この曲がみんなにとっても支えになったらいいなと思います。いや、『RUN and RUN』だけじゃなく、lyrical schoolの曲すべてが」と付け加えた。

6人はステージを去ったあと、アンコールの声を受けて再び戻ってきたが、本編2度目の「RUN and RUN」で足を痛めてしまったamiはmeiに肩を借りて舞台上へ。こむら返りに関するユルいトークを6人でひとしきり繰り広げると、yumiは「この6人での物語はまだ始まったばっかりですけど、これからもlyrical schoolをよろしくお願いします！」と締めくくり、最後は昨年7月に発売されたインディーズラストシングル「ワンダーグラウンド」でにぎやかにライブを終えた。

メジャーデビューシングル「RUN and RUN」の発売に先がけ、リリスクは3月12日より各地でリリースイベントを実施。4月28日には神奈川・CLUB CITTA'にて、現体制2度目にしてメジャーデビュー後初となるワンマンライブ「-RUN and RUN- lyrical school oneman live 2016 @ CLUB CITTA」を行う。