「歴史を変える準備はできてますか!」SUPER★DRAGON、初ワンマンで躍動

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9人組ダンス&ボーカルユニットのSUPER★DRAGONが昨日1月31日に東京・原宿クエストホールにて初のワンマンライブ「SUPER ONE-MAN SHOW」を実施した。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

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2015年9月に開催されたEBiDAN 39 & KiDSの公演「星男祭2015」でユニット結成を発表したSUPER★DRAGON。活動をスタートさせてから4カ月で実現した初のワンマンライブには、彼らの晴れ舞台を見届けようと大勢のファンが集まった。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)[拡大]

公演はスタメンKiDSによるオープニングアクトで幕を開けた。スタメンKiDSのメンバーが元気よくステージを駆け巡り全3曲を披露すると、舞台の左右に設けられたスクリーンにはSUPER★DRAGONの9人のメンバーを紹介する映像が映し出される。オープニングSEとともに姿を見せた彼らは「HACK MY CHOICE」を1曲目に披露し、ボーカルの古川毅は「盛り上がっていくぞ!」と絶叫。パワフルなダンスビートに乗せてジャン海渡が「行くぞ!」とフロアを煽ると、オーディエンスは力強く声を上げた。

2曲目には歌舞伎俳優の市川右近が振り付けに携わった「BIG DIPPER FEAT. UKON ICHIKAWA」が届けられ、9人は歌舞伎の所作を採り入れた動きでパワフルにステージ上を躍動した。この曲を終えると古川は「もう、この時点で気分最高!」と興奮気味にひと言。ストリートグラフィックが随所に施され、ソファやスピーカーが置かれた舞台セットをジャンは「ここが俺たちの溜まり場、ハングアウト!」と紹介し「気分ハンパないよね!」と古川に続く。そして彼は「歴史を変える準備はできてますか!」と初ワンマンにかける思いをファンに投げかけ、一層の歓声を誘った。

サンダードラゴンのパフォーマンス。(撮影:笹森健一)

サンダードラゴンのパフォーマンス。(撮影:笹森健一)[拡大]

ダンスナンバーの「WILD BEAT」を経て届けられた「ZEN-SHIN-ZEN-REI」では、9人と一緒にファンも力強く拳を突き上げリズムに乗る。この曲を終えるとメンバーはステージを去り、会場には雷鳴の音が響く。するとこの音とともに田中洸希、伊藤壮吾、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽の5人が再登場し、彼らは新曲「INAZUMA」を初パフォーマンスした。疾走感のあるメロディに乗せて、池田と松村はお互いのほうを向き合いながら歌声を響かせる。池田は「5人のオリジナル曲、『INAZUMA』でした!」と曲紹介し、この5人のユニット名が「サンダードラゴン」であることをファンに告げる。彼は「これからは、この5人でもどんどんパフォーマンスしていきます!」と宣言した。

古川毅のソロパフォーマンスの様子。(撮影:笹森健一)

古川毅のソロパフォーマンスの様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

初パフォーマンスを終えた5人と入れ替わる形でステージに現れたのは古川。彼はハイチェアに腰かけると、昨年の春に3カ月間行っていたソロでの「ヴォーカル武者修行」を振り返り「改めて、今こうしてチームで活動できていることに感謝したい。ファンの方、スタッフさん、いろんな人に感謝をしないといけないなあと思います」と思いを語った。古川が歌ったのは、この武者修行中に披露していたソロ曲の「砂時計」。彼はアコースティックギターの伴奏に耳を傾けながら歌に感情を乗せ、しっとりとしたムードで会場を満たした。

おそろいのMA-1に着替えた9人は、新曲の「BAD BOY」でライブの後半戦をスタートさせる。彼らは不敵な笑みを浮かべながらこの曲を歌い踊り、古川は「どうでしたか? 悪ガキ感ハンパないでしょ?」とオーディエンスに語りかけた。彼は続けてタオルを手にするようファンに促すと「+IKUZE+」をドロップ。9人はタオルを回しながらステージを縦横無尽に駆け巡り、会場をひとつにした。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

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ラストナンバーを前に、9人はそれぞれに感じた思いを口にする。柴崎は「これまでがんばってきたすべてを出し切れたと思う」と充実感たっぷりに、田中は「いつもは“クール洸希”なんですけど、今日は“ホット洸希”になりました!」と興奮気味に語った。飯島颯は「いろいろな方に支えてもらいながら、素晴らしいファンの皆さんと盛り上がれてよかった」と感謝の思いを表し“鉄ヲタ”の伊藤は「これから先も“乗車”してくれますか?」とファンに呼びかける。松村は「最高のスタートが切れたことがうれしいです!」と笑顔を弾けさせた。

また志村玲於は、自身が初めてEBiDANを観たのが4年前のこの会場だったことを明かし「EBiDANに出会えて、スパドラに入れてよかった。この場所にいる皆さんと出会えてよかったです」と感激の面持ちを浮かべる。古川は「まだまだ俺たち、カッコよくビッグになっていきます。皆さんも駆け足で付いて来てください!」と力強く宣言した。本編最後の楽曲は再会を願う思いを歌った「KITTO→ZETTAI」で、スポットライトを浴びた古川と池田はアカペラで歌声を響かせる。ジャンと松村はラップの掛け合いを披露し、9人は力いっぱいに踊りながら温かな眼差しをフロアに向けていた。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

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アンコールでは1月29日が誕生日だった志村をファンとメンバーが一緒になって祝福し、驚いた志村が「マジで……」と笑顔で言葉を詰まらせる場面も。なおここで彼らの2度目のワンマンライブが3月19日に東京・UNITで行われること、同日に「ZEN-SHIN-ZEN-REI」のミュージックカードが発売されること、2度目のワンマンライブを終えたあとにフリーイベントツアーがスタートすることが発表され、古川は「全国行っちゃいます!」とコメントした。9人は最後にもう一度「HACK MY CHOICE」をパフォーマンスし、熱狂のうちに初めてのワンマンは終了。メンバーはそれぞれに抱き合って喜びを分かち合い、笑顔でステージをあとにした。

SUPER★DRAGON「SUPER ONE-MAN SHOW」
2016年1月31日 原宿クエストホール セットリスト

01. HACK MY CHOICE
02. BIG DIPPER FEAT. UKON ICHIKAWA
03. WILD BEAT
04. ZEN-SHIN-ZEN-REI
05. INAZUMA
06. 砂時計
07. BAD BOY
08. +IKUZE+
09. KITTO→ZETTAI
<アンコール>
10. HACK MY CHOICE

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ゆいたく// @aaamuse0929

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