このツアーは彼らが12月にリリースした最新シングル「輝きだす」を携え、各公演にゲストを迎えて行っているもの。東京公演では
ツーマンライブはSUPER BEAVERが先攻で登場。柳沢亮太(G)、上杉研太(B)、藤原“27才”広明(Dr)がインストナンバー「→」を演奏する中、渋谷龍太(Vo)が即興で言葉をまくし立てて「361°」へとつなぐ。彼らは観客に向かって「歌おうぜ!」と呼びかけつつ、冒頭からアグレッシブなパフォーマンスで会場の熱気を引き上げた。
MCでは渋谷がRhythmic Toy Worldの須藤憲太郎(B)と生年月日が同じであることを明かし、「俺らがすごいっていうより、同じ日に俺らを産んだ母ちゃんたちがすごいよな」とコメント。その言葉にうなずく観客に向けて、彼は情熱的なメッセージをたっぷり含んだMCを続けた。その後4人は新曲「ことば」や、「東京流星群」などを披露。渋谷は「Rhythmic Toy Worldが作ってくれたこの日、みんなの前で歌が歌えてうれしいよ」と思いを述べ、ラストに「ありがとう」を歌い上げた。約45分のライブに全力を注いですっかり汗だくになった4人は、さわやかな笑顔を見せつつステージを去り、観客からの温かい拍手を受けた。
Rhythmic Toy Worldは大歓声に迎え入れられ、上半身裸の磯村貴宏(Dr)から順にメンバーがステージに登場。内田直孝(Vo, G)が優しく「新しい風景」を歌い始めると、楽器隊は激しいサウンドで楽曲を展開させていった。その後も岸明平(G)の軽快なカッティング、内田の抑揚ある歌声、須藤と磯村によるタイトなビートがあわさって場内に高揚感をもたらした。
また本ツアーの東京公演をSUPER BEAVERと迎えられたことに内田は感謝の言葉を述べる。「今日を特別なものにしたい」と話してからSUPER BEAVERの柳沢をステージに呼び込み、バンドは「ライブハウス」を柳沢とコラボで披露。嬉々とした歓声を上げていた観客に内田は「みんなが楽しんでくれて何よりです!」と笑顔を見せていた。ライブ後半、Rhythmic Toy Worldは「8535」や「いろはにほへと」などを次々に演奏する。内田は今年最初のライブを心の底から楽しんでいる様子で「幸せだよ!」と叫び、「2016年、何度でもライブハウスで会おう!」とファンに伝えた。
Rhythmic Toy Worldは1月31日に宮城・PARK SQUAREでPANと競演。1月30日に予定されていた福島・郡山CLUB #9公演は延期となっており、4月1日に同会場にて振替公演が実施される。なお延期に伴い、Rhythmic Toy Worldは1月30日に福島・タワーレコード郡山店にてアコースティックライブを行う。
Rhythmic Toy World「俺らに触れたら溶けちゃうぜツアー」(※終了分は割愛)
2016年1月31日(日)宮城県 PARK SQUARE
<出演者>
2016年4月1日(金)福島県 郡山CLUB #9(1月30日の振替公演)
<出演者>
Rhythmic Toy World / PAN
Rhythmic Toy World インストアライブ
2016年1月30日(土)福島県 タワーレコード郡山店
※記事初出時より、ツアー情報に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
Rhythmic Toy WorldのTV・ラジオ出演情報
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リンク
- Rhythmic Toy World | リズミックトイワールドオフィシャルサイト
- SUPER BEAVER OFFICIAL WEB
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