[長渕剛] 著名人多数参加のアルバム披露会

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5月16日に4年ぶりのオリジナルアルバム「Come on Stand up!」をリリースする長渕剛。これを記念して5月8日に東京・恵比寿ウエスティンホテルにて、マスコミ向けのコンベンションが開催された。

アルバム発表を控え、各メディアへの露出が一気に増えた長渕。今後も彼の言動に大注目だ。

アルバム発表を控え、各メディアへの露出が一気に増えた長渕。今後も彼の言動に大注目だ。

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リリースのたびに大々的なコンベンションを行ってきた長渕だが、今回は4年ぶりの新作ということもあり、かなり力の入った内容となった。入場口にはこれまでのツアーで販売されてきたツアー名入りタオルを展示。大漁旗のごとく飾られた色とりどりのタオルは、まさに圧巻のひと言だ。

コンベンションはまずDJ JACK HERERと般若によるヒップホップ色の濃いステージからスタート。一瞬多くの人が「?」と思ったかもしれないが、般若は長渕をリスペクトしており、過去にも客演としてライブに出演している。

その後長渕本人が登場。アルバム「Come on Stand up!」からのナンバーを試聴しつつ、さまざまな分野の著名人がゲストとして登場した。その顔ぶれは『日本元気プロジェクト KANSAI SUPER SHOW「太陽の船」』をプロデュースした山本寛斎、空手の新極真会代表の緑健児、大相撲横綱の朝青龍、元WBAスーパーフライ級・バンダム級世界チャンピオンの戸高秀樹、K-1選手の小比類巻貴之、映画監督の深作健太など、長渕の交友関係の広さを伺わせるもの。

続くトークコーナーでは、もともと大ファンだったという朝青龍が新作のレコーディングを見学した話や、長渕と深作監督との間で新たな映画製作の構想があるという話など、驚くような話題が次々と飛び出した。中でも小比類巻は長渕に対して「今度セコンドに付いてください!」と直談判。長渕も「この場でお願いされたら、断れないじゃないか!」と笑顔で快諾するなど、興味深いシーンの連続だった。

また今年1月から3月末まで横浜ランドマークタワーで行われたレコーディングの様子も一部上映。ここでは長渕本人の口から制作秘話や収録曲の裏話などが語られた。中でも印象的だったのが、このアルバムを作る直接のきっかけについて。昨年4月に実父を亡くした長渕は、彼の父母が若い頃に過ごしたという鹿児島を訪れ、現地の極真道場で稽古をしつつアルバム収録曲を制作したという。アルバムラストを飾る「鶴になった父ちゃん」からはそんな長渕の、父親に対する強い思いを感じることができるはずだ。

約2時間半にわたって行われたこのコンベンション同様に、濃厚な仕上がりとなったアルバム「Come on Stand up!」。5月16日に発売されるこの力作を、ぜひチェックしてみよう。

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5月16日に4年ぶりのオリジナルアルバム「Come on Stand
up!」をリリースする長渕剛。これを記念して5月8日に東京・恵比寿ウエスティンホテルにて、マスコミ向けのコンベンションが開催された。 http://natalie.mu/news/show/id/1679

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