11月15日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて
このツアーはEqualが8月にリリースしたデビューシングル「SCAPE」を携えて行われたもの。最終公演となるこの日のライブにはEqualのほかに各地で彼らと競演を繰り広げてきたAnother Story、
この日のトップバッターを務めたHEREは「死ぬくらい大好き愛してるバカみたい」でライブの口火を切る。同曲のサビでスポットライトを浴びた尾形回帰(Vo)は、情感豊かな歌声をフロアに届けていった。MCで彼らはこの日出演予定だったALL OFFについて触れ「残念ながらALL OFFが出演できなくなりましたが、その分も盛り上げていきます」と宣言。リリースしたばかりの音源「はっきよい.ep」からパーティチューン「はっきよい」を披露し、フロアを盛り上げていく。曲の合間にコール&レスポンスでオーディエンスから声を引き出した彼らは「感情超常現象」でフィニッシュ。万雷の拍手を浴びながらステージをあとにした。
続くAnother Storyは「僕らのこと知らないって人もいるかもしれないけど、そんなの関係なく渋谷を揺らしていこうぜ!」とフロアを焚き付け、「End of story」「Underworld」といったアップチューンをプレイ。ライブ序盤から会場のテンションを引き上げていく。MCではこの日の主催者であるEqualについて「正直Equalって知らなかったけど、大阪、名古屋と一緒に回って仲良くなりました」と触れ、両バンドの関係が良好なことをアピールした。「Happy Deathday」では、演奏陣が奏でる轟音のサウンドに合わせKeiGo(Vo)がパワフルなボーカルを響かせ、フロアを圧倒した。
演奏陣が定位置に付いた後、RYOTA(Vo)がゆっくりとステージに登場したところでEqualのライブがスタート。彼は「この建物を揺らそうぜ」とオーディエンスを煽り、1曲目「mask」からハイテンションなステージで会場の熱気に火を点けた。2曲目「The wrong way」ではメンバーの動きに合わせてオーディエンスも激しいヘドバンを繰り出し、一体感のあるパフォーマンスが繰り広げられた。「今日はいつにも増して本気」と宣言したRYOTAは、伸びやかな高音の歌声だけでなくパワフルなスクリームを織り交ぜた多彩なボーカルで観客を魅了。「SCAPE」演奏時には、164(G)がギターをかき鳴らしながらマイクに向かい、RYOTAのボーカルに声を重ねていた。MCでRYOTAは「最初はうまくいかなかった」とデビュー以降のライブの数々を振り返り、「まだ未熟ながらも満足のいくステージができるようになってきた」と話し、観客やメンバー、スタッフたちに向けて感謝の言葉を述べた。本編最後のナンバー「 I'm here」でRYOTAは「お前らの番だぞ!」と叫んで観客にボーカルを委ね、盛大なシンガロングを会場内に響かせた。
アンコールに応えて再登場したEqualは、会場に駆けつけていたso-hey(Vo)らALL OFFのメンバーをステージに呼び込む。RYOTAは「この先輩と最初のツアーを一緒に回れて本当によかったと思っています」と彼らに直接伝えたのち、ライブを再開。この日のラストナンバー「Thread」では、観客がもみくちゃになって彼らのパフォーマンスを楽しんでいた。演奏後、RYOTAは「マジでありがとう。本当に楽しかったぞ!」とシャウトし、ツアーの幕を閉じた。
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- Equal Official Site
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りょーくん @RYOTA_Equal
クアトロ渋谷の記事がでたよ、あー、こんなんだったなーって思い出してね。これなかったやつは雰囲気を感じてくれたらうれしい https://t.co/bQNunjLz0I