超特急、川崎で雨吹き飛ばす熱演5曲＆本日Ust特番配信決定

超特急が昨日9月11日に神奈川・ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場 グランドステージにてニューシングル「Beautiful Chaser」の発売記念イベントを開催した。

「Beautiful Chaser」のリリースに合わせ、9月5日の愛知・アスナル金山を皮切りに大阪、埼玉、千葉の4会場を回り、ミニライブと握手会を実施してきた超特急。このイベントツアーのファイナルとなったラゾーナ川崎プラザには大勢の8号車（超特急ファンの総称）が集まり、ステージ前の広場や上層階のバルコニーを埋め尽くした。

大歓声に迎えられステージに立ったメンバーは、ニューシングルの表題曲「Beautiful Chaser」でライブをスタートさせた。8号車に向けて鋭い視線を投げながら、熱のこもったパフォーマンスを届ける7人。曲を終えると7人は自己紹介を行い、ユースケは「みんな今日も元気に声出すよね!? リリースイベントのツアーは今日がラストだけど、楽しんじゃうよね!?」と観客に問いかけた。

2曲目の「スターダスト LOVE TRAIN」では曲中に通り雨がぱらつき出す。曲終わりでマイクを握り、屋根のないステージ前方に歩み出たユースケは小雨に気付くと「みんな、雨に負けちゃダメだっ！」と8号車を鼓舞した。彼は続けて「僕らはヘンなグループだと思ったら大間違い！ 今ここにいる、僕らを知らない方たちも見てくれるように、8号車さん一緒に頼むぜ！」と力強く叫び、「バッタマン」へ。コーイチは「みんなで！」とオーディエンスの声を求め、会場には「トゥリマカシ」「サマサマ！」という大きなコール＆レスポンスの声が響き渡る。センターのユースケは勢いよく舞台前方のギリギリまで駆け出して叫び声を上げ、ステージを熱く牽引した。

4曲目にはコーイチの「今日はツアーラストということで、久々にこんな曲を」という紹介から「SURVIVOR」がドロップされた。意外な選曲に8号車のどよめきと歓声が会場に響く中、7人はパワフルなビートに乗せて一糸乱れぬダンスパフォーマンスを展開する。ラップパートではコーイチとタカシが息の合った掛け合いを披露し、ユーキは軽やかにアクロバットを決めて舞台上を躍動。8号車を圧倒する7人の力強いステージングに会場の熱気もますます上昇し、コーイチは「皆さん雨は大丈夫？ でも、雨も忘れちゃうようなライブになりましたね！」と笑顔をのぞかせた。

最後のMCでは、ステージに視線を向ける施設の来場客へ向け「まだ8号車ではない方へ。僕ら、『メインダンサー＆バックボーカル』という少し変わったコンセプトで活動しています。気になっていただけたらパソコンで検索してみてください！」とコーイチが呼びかける。彼の言葉に合わせ、ユーキとユースケはパソコンのキーボードを叩くようなジェスチャーをしてオーディエンスを楽しませた。この日のラストナンバーとして届けられたのは「fanfare」。「みんな一緒に歌って踊ってください！」とコーイチが叫ぶと、8号車は大きな歌声でこれに反応する。リョウガはステージ下手側に設けられたキッズスペースで懸命にペンライトを振る子供たちへ踊りながら笑顔を向け、タクヤは広く会場を見渡しながらキレのあるダンスを見せる。ユースケは表情豊かに歌詞を口ずさみながら、気持ちよさそうに体を動かした。曲中、コーイチに抱き付いたユーキがコーイチからマイクを向けられ、照れながらマイクに歌声を乗せるシーンも。クライマックスにはダンサーの5人がステージ前方へ飛び出して一層の歓声を集め、カイは8号車の熱い声援に顔をほころばせていた。

また、パフォーマンスを終えるとタカシの口から「Beautiful Chaser」がオリコンのデイリーCDシングルランキングで2位にランクインしたことが発表された。この結果に8号車はメンバーへ大きな拍手を送り、メンバーは「本当にみんなのおかげです」と8号車に感謝を伝える。雨もすっかりと止み、雲の切れ間が広がる夜空の下で、ユーキが7人を代表し「イベントツアーをこうして晴れの天気で終えられることができてうれしいです。最高のフリーライブになりました！」と思いを語り、彼らはミニライブのステージを終えた。

なお本日9月12日（土）の15:00から、超特急の出演するUstream特番「『Beautiful Chaser』発売記念スペシャル」が生配信されることが急きょ決定した。この番組でメンバーは新作「Beautiful Chaser」の収録曲の魅力やそれぞれの楽曲にまつわるエピソードを紹介する。