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でんぱ組.inc、怒髪天ら夏の風物詩「神宮外苑花火大会」を盛り上げる

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神宮軟式球場から見上げた花火。

神宮軟式球場から見上げた花火。

日刊スポーツが主催する夏恒例の花火大会「2015 神宮外苑花火大会」が、昨日8月11日に東京・明治神宮外苑で開催された。

東京の夏の風物詩となっている「神宮外苑花火大会」。今年は神宮球場、神宮軟式球場、秩父宮ラグビー場、東京体育館敷地内の4会場が用意され、花火打ち上げの前後には2球場でさまざまなアーティストたちによるパフォーマンスが繰り広げられた。来場者は4会場で合計約6万2000人。会場周辺を含めおよそ39万人が1万発の花火を楽しんだ。

神宮球場では開場まもなく、妄想キャリブレーション、Pottya、KOBerrieS♪の3組がオープニングアクトとして会場を盛り上げる。一方、神宮軟式球場では演歌歌手としてソロ活動するAKB48の岩佐美咲やビリケン、はやぶさ、民謡ガールズといった長良グループの面々が登場。岩佐は「アナと雪の女王」でおなじみのヒットソングを演歌仕立てにした「レット・イット・ゴー~ありのままで~(演歌バージョン)」とオリジナルソング「初酒」を熱唱した。続いては「東北を、日本を、花火で、元気に。」をスローガンにした東日本大震災被災地のイベント「LIGHT UP NIPPON」とのコラボレーションによる「LIGHT UP NIPPON どっかん祭」がスタート。その口火を切った怒髪天は「どっかんマーチ」「酒燃料爆進曲」「ビール・オア・ダイ」でお祭り気分の観客を煽る。増子直純(Vo)はこのあと出番を控えるでんぱ組.incのファンとおぼしき観客が多数いることに気付くと、「甘いものの前にはさ、ちょっとぐらい苦いお薬を」と汗だくで語り、「俺ら世代のアイドルソングを」と松田聖子の「夏の扉」を披露。ラストナンバー「真夏のキリギリス」では客席にアイドルライブでおなじみの“ケチャ”が発生する大盛り上がりとなった。

神宮球場には夕暮れにかけて、ハロー!プロジェクトからこぶしファクトリーアンジュルムの2組が続けてパフォーマンス。こぶしファクトリーは9月2日発売のメジャーデビューシングルから「ドスコイ!ケンキョにダイタン」「ラーメン大好き小泉さんの唄」の2曲を歌い、アンジュルムは最新シングルからの新曲「七転び八起き」「臥薪嘗胆」や「魔法使いサリー」のカバーなど5曲を歌った。同じ頃神宮軟式球場の「LIGHT UP NIPPON どっかん祭」では福原美穂JAY'EDによるチャリティソング「Light Up Nippon~空に花、大地に花~」のデュエットや、椿鬼奴、黒沢かずこ(森三中)によるパフォーマンスなどがにぎやかに行われたあと、でんぱ組.incがステージへ。まずは古川未鈴が1人で登場し、大きな和太鼓を打ち鳴らす。追って相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音が姿を現すと、藤咲が鳴らす銅鑼の合図とともに「ちゅるりちゅるりら」でライブがスタート。6人はサポートバンド「でんでんバンド」の演奏をバックに「でんぱれーどJAPAN」「W.W.D」など6曲を開放的なスタジアムに響かせた。6人そろって花火大会に参加するのは初めてだという彼女たちは終始ハイテンション。ラストの「おつかれサマー!」では観客とともにタオルを振り回してお祭り気分を高めた。

またでんぱ組.incのライブの途中には、19:00ちょうどに東北で打ち上げられた花火が、生中継で会場内のスクリーンに映された。そして神宮軟式球場のでんぱ組.inc、神宮球場の氷川きよし、山川豊、田川寿美、水森かおりによる「長良グループ ~夏の歌まつり~」の終了とともにカウントダウンが行われ、いよいよ打ち上げ花火がスタート。合計1万発のさまざまな花火が次から次へと上がり、東京の夜空を明るく彩った。花火のあとは2球場で「アフター花火ライブ」が実施され、神宮軟式球場には八代亜紀が登場。代表曲「雨の慕情」「舟唄」に加えてジャズのスタンダードナンバー「Fly Me to the Moon」「You'd Be So Nice to Come Home to」を歌い上げ観客を魅了した。でんぱ組.incは神宮球場へと移動しての「アフター花火ライブ」で3曲を熱唱。打ち上げ花火でテンションが上がった観客をさらに高揚させ、夏の大舞台を締めくくった。

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