俳優や歌手としてだけでなく、作曲家、ピアニスト、ウクレレ奏者、画家、陶芸家など多岐にわたって活動してきた加山。彼は料理の高い腕前でも有名で、自宅やプレジャーボートの光進丸に友人や仕事関係者を招いて手料理を振る舞ってきた。
エッセイは加山が長年書き溜めてきたレシピノートの中から、特によく作った料理、好評だった料理を選び出し、料理にまつわるエピソードとともに1冊にまとめたもの。加山家に代々伝わる「鶏豚鍋」、ハンバーグを丸めるのが面倒で思い付いた「バラハン」、子供が幼い頃に考えた「ホワイトカレー」、特注の専用せいろまで作った「北海はらこ飯」、来客から大好評だった「オックステールスープ」「モッツァレラチーズの茶碗蒸し」、船員から大人気だった「コンビーフライス」「カレー南蛮うどん」、加山が朝から作って食べるほど好きな「サイコロステーキピラフ目玉焼き添え」など、オリジナルのアイデアレシピが多数紹介されている。
本書刊行にあたり、加山は「よく作った料理、好評だった料理を選び出し、一冊の本にまとめることができたのは、とてもうれしい。どの料理も、俺の自信作だ」とコメントしている。
加山雄三 コメント
昔から、食べることが大好きだった。家でも船でも、どうしたらもっとおいしくできるかを考え、自分なりに調味料や調理法を工夫して、試行錯誤しながら料理してきた。そうやってたどり着いた一番おいしい味をみんなにふるまうことが、俺の喜びでもあった。
中でも特によく作った料理、好評だった料理を選び出し、一冊の本にまとめることができたのは、とてもうれしい。どの料理も、俺の自信作だ。
音楽ナタリー @natalie_mu
加山雄三、初の料理エッセイ「食べた人が笑顔になる それが最高の喜び 幸せの料理帖」刊行(コメントあり / 写真12枚)
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