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スペシャ列伝「波創の宴」ニューカマー4組、フロア揺らした一夜

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Awesome City Club(撮影:小見山峻)

Awesome City Club(撮影:小見山峻)

7月22日に東京・TSUTAYA O-nestでスペースシャワーTV主催のライブイベント「スペースシャワー列伝15周年記念公演 第127巻 ~波創(なみはじめ)の宴~」が開催された。

今回の公演ではAwesome City ClubSuchmosThe fin.Homecomingsの4組が出演。昨年から今年にかけ、耳の早いリスナーから注目を集めているバンドが集まった。

トップバッターを務めたSuchmosは、ソウルミュージックを軸とした楽曲を次々と披露。1曲目「Pacific」から観客はゆらゆらと体を揺らしてバンドの演奏に聴き入った。その光景を見て、YONCE(Vo)も「いい波だね」とうれしそうに話す。「Alright」「Miree」といった楽曲ではリズム隊がグルーヴ感あふれる演奏でどんどんオーディエンスを引き込んでいき、会場を温めていった。

続いて登場したのはHomecomings。畳野彩加(Vo, G)がまっすぐ前を見据えて歌う中、福富優樹(G)のギターサウンドやリズム隊の福田穂那美(B, Cho)と石田成美(Dr, Cho)によるコーラスワークが重ねられていく。「I WANT YOU BACK」や最後に披露された「HURTS」では、畳野による耳なじみのよい歌声が会場を包み込んだ。

3番手のThe fin.は1980~90年代のシンセポップ、シューゲイザーを彷彿とさせるナンバーを繰り広げていった。どの楽曲も限られたコードのループで進行していき、音数も必要最低限ながら、独自の世界観を描き出す。そんな幻想的なサウンドをYuto Uchino(Vo, Syn)はボーカルでさらに彩っていく。彼らの代表曲「Night Time」のイントロが始まるとフロアからは歓声が上がり、大きく体を揺らす人も多く見受けられた。

この日トリを飾ったのはAwesome City Club。彼らはシンセポップやソウル、R&Bなどさまざまなジャンルの要素を織り交ぜた楽曲で会場を盛り上げていく。クラウドファンディングを介して制作を進めているシングルの収録曲「アウトサイダー」「Pray」の演奏では、 atagi(Vo, G)やPORIN(Vo, Syn)、モリシー(G, Syn, Cho)が変幻自在なハーモニーを繰り広げる。またMCでPORINは9月16日にニューアルバム「Awesome City Tracks 2」をリリースすることを発表。ライブ後半ではそのニューアルバムの収録曲「WAHAHA」、アンコールでも新曲「GOLD」を披露し、新作への大きな期待を残してイベントを締めくくった。

なおスペースシャワーTVでは、8月18日(火)24:00よりこの日のライブの模様をオンエアする。

スペースシャワー列伝15周年記念公演 第127巻 ~波創(なみはじめ)の宴~
2015年7月22日 TSUTAYA O-nest セットリスト

Suchmos

01. Pacific
02. YMM
03. Alright
04. Burn
05. Miree
06. Life Easy

Homecomings

01. SETTLE DOWN
02. FINE
03. I CAN'T TELL YOU WHAT I'M GOING TO DO
04. SOMEWHERE
05. I WANT YOU BACK
06. GREAT ESCAPE
07. HURTS

The fin.

01. Illumination
02. The End of the Island
03. Veil
04. Night Time
05. Faded Light
06. Glowing Red On The Shore
07. Days With Uncertainty

Awesome City Club

01. It’s so fine
02. 4月のマーチ
03. アウトサイダー
04. Pray
05. Lesson
06. WAHAHA
07. 涙の上海ナイト
08. GOLD

スペースシャワーTV「スペースシャワー列伝15周年記念公演 第127巻 ~波創(なみはじめ)の宴~」

2015年8月18日(火)24:00~25:00

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