音楽ナタリー - 最新音楽ニュース

国際フォーラムで大騒ぎ!熱狂の「EBiDAN THE LIVE」大団円

923

「EBiDAN THE LIVE 2015 ~ Summer Party ~」の全出演者。(撮影:笹森健一)

「EBiDAN THE LIVE 2015 ~ Summer Party ~」の全出演者。(撮影:笹森健一)

昨日7月12日に東京・東京国際フォーラム ホールAにてライブイベント「EBiDAN THE LIVE 2015 ~ Summer Party ~」が開催された。

これはEBiDAN所属グループが一堂に会する年に一度のイベント。出演者には超特急DISH//PrizmaXカスタマイZM!LKMAGiC BOYZさくらしめじ、研究生のEBiDAN 39 & KiDSに加えて準特急、LASH##、PlasmaX、カスタマイXという4組のシャッフルユニットの登場も事前に予告されており、満員の会場はこれから始まるステージへの期待感であふれていた。

オープニング

この日の公演はEBiDAN 39 & KiDSの選抜メンバー18人による「宝物」のパフォーマンスでスタートした。彼らが「『EBiDAN THE LIVE 2015 ~ Summer Party ~』、スタートです!」とタイトルコールをするとステージの幕が開き、「恋のDing Dong」をワンフレーズずつ歌い繋ぎながらMAGiC BOYZ、さくらしめじ、M!LK、カスタマイZ、PrizmaX、DISH//、超特急の順に出演者が登場する。超特急のメンバーはマント姿に仮面という出で立ちでステージに現れ、彼らが一斉に仮面を取ると一際大きな歓声が上がった。またDISH//のMASAKIはなぜか超特急「ikki!!!!!i!!」のユースケの衣装を着用。退場時、彼は「いっき! いっき!」と歌いながら舞台袖にはけ、冒頭から会場に笑いをもたらした。

超特急

黒いマントに身を包んだまま1つの円を作ってステージの始まりを待った超特急は、「No More Cry(3rd Anniversary ver.)」のイントロでマントを脱ぎ去る。7人が着ていたのは昨年の12月25日に同じ会場で行われた単独公演で彼らが着ていた、ゴールドを基調としたタキシードだった。スクリーンにはそのときに披露した「No More Cry」の映像が流れ、半年の時を経て同じ舞台で踊るメンバーの姿とシンクロする。7人はアウトロで自己紹介を行い、コーイチは「今はみんな8号車(超特急ファンの総称)ですよね。楽しんでくれますか! 大きな夏のお祭にしましょう!」と呼びかけた。「FLASHBACK」を情感たっぷりに歌い踊った彼らは、ユースケの「ふおー!」という気合の雄叫びを合図に「バッタマン」になだれ込む。コーイチとタカシの歌声はますます熱を帯び、「トゥリマカシ」「サマサマ」のパートでは大きなコール&レスポンスが発生。さらにサビでは会場中がダンサーと同じ振りを全力で踊る圧巻の光景が広がった。

M!LK

ステージセットの上方から登場したM!LKの5人はサマーチューン「完全S・S・D!」をキュートな振り付けでパフォーマンス。曲中には吉田仁人のダンスをフィーチャーしたパートも展開され、優雅な身のこなしで舞台上を舞う彼の姿に観客は大きな歓声を送る。この曲を終えるとメンバーはステージ上に寝そべり、山崎悠稀は「僕たちかわいかったですか?」と笑みを浮かべて客席に問いかけた。彼らは続けて、8月19日にリリースされる2ndシングルの表題曲「反抗期アバンチュール」を初披露。ゴージャスなブラスサウンドが印象的なこの曲を元気いっぱいに歌った彼らは“あっかんべー”の決めポーズでフィニッシュした。

カスタマイZ

「鎮魂歌 -レクイエム-」の重厚なビートでM!LKの作った雰囲気を一変させたのはカスタマイZ。HIROKI(B)はステージ上をアクティブに動き回って客席を力強く煽った。MCではGORO(Vo, G)が、肺気胸の治療のためこの日の公演を欠席したHAMA(Vo)について「先日手術が無事成功しました。今は体力回復のために休んでいます」とファンを安心させる報告をし、8月22日に東京・東京ドームシティラクーアガーデンステージで行われるフリーライブイベントでHAMAが復帰することを発表。2曲目に届けられた自己紹介ソング「カスタマイZのテーマ」では3人が一緒にHAMAのパートを担当した。最後の「ハレ晴レユカイ」ではHAMAに変わって情熱的に楽曲を歌い上げたGOROに客席から「ハイハイハイハイ!」と割れんばかりのコールが飛んでいた。

さくらしめじ

ステージ中央にスタンドマイクが2本セットされると、さくらしめじの2人が姿を見せる。高田彪我はスタンバイをしようと前に屈んだ際、頭をマイクにぶつけて照れ笑い。さっそく会場には和やかな空気が広がった。2人はオケなしの弾き語りで「いくじなし」と「きみでした」を披露する。柔らかな照明が2人を照らし、田中雅功と高田は優しい歌声でハーモニーを響かせる。高田は「僕たちにとって、今回が初めての国際フォーラムの舞台です」と観客に伝え、田中は「こんなに広いところでライブができて、めっちゃうれしいです!」と喜びをあらわにしていた。

PrizmaX

「I believe」でライブをスタートさせたPrizmaXは貫録のパフォーマンスで観客を魅了する。MCでは森崎ウィンが「この公演の全体練習で思ったんだけど、ほかのグループのメンバーと距離があるなって」と最年長グループならではの悩みを打ち明け、これに島田翼が「ティムくんみたいに、みんなにラーメンおごればいいんじゃない?」とアドバイスして会場を笑わせた。彼らは「OUR ZONE」でダイナミックなダンスを見せると、最後に「ここにいるみんながいないと俺たちは何もできないんだよ、という気持ちを込めて」とミドルバラード「Without you」を観客に贈った。

MAGiC BOYZ

ダークなトラックが会場に響くとMAGiC BOYZの5人が登場。彼らはデビュー曲「MAGiC SPELL~かけちゃうぞ!ぴっぴっぴっ~」と新曲の「調子のってる↑」を披露し、タオル回しで会場を盛り上げた。2曲を終えた5人がMCを行っていると、ここで乱入者が。高らかな笑い声とともに超特急のコーイチ、カイ、リョウガによるユニット・BAD BOYZが姿を見せる。突然の出来事に悲鳴のような歓声が起こる中、リョウガは「よう、テメエら俺たちのことディスってるらしいじゃねえか」と5人に迫った。コーイチの「中坊相手に暇つぶし 文句があるならラップで返せ!」という挑発を合図に2組はラップバトルに突入。井上東万が「いい歳こいて不良はダサイよ “バッタモン”じゃカッコ悪いよ」と煽れば、カイは「イルな中2? すげえ無知 “特急”レベルは当然無理!」と返す。2組は先輩、後輩関係なしの戦いを繰り広げ、BAD BOYZは「かかりません! ぴっぴっぴっ」と歌いながら上機嫌に退場。この姿に高橋楓翔は「絶対許さねえ! あいつらのライブに乗り込んでやろうぜ」と“リベンジ”を誓っていた。

DISH//

「イエ~ィ!!☆夏休み」でパワフルに幕を開けたDISH//のステージで、To-iは「DISH//の“ワンマンライブ”始まります!」と宣言した。彼は観客に手拍子をするように促し、続けて「KLAP」をプレイ。大きな一体感の中で、TAKUMIとMASAKIは気持ちよさそうに歌声を響かせた。この曲を終えると、MASAKIがやりたい放題の自己紹介で観客を笑わせる。彼はM!LKの動きを模して「MASAKIです!」、タカシ(超特急)の「タカシやで!」をマネして「まさきやべ!」と連発。これにTo-iは「打ち合わせと違う! 本当はHAMAのやつやってほしかったのに!」とツッコんでいた。ラストナンバーを前にTAKUMIは「どのグループが好きでも、こうやって集まってしまえばみんなEBiDANが好きで来てくれるって信じてますから! 最後に1つになろう!」と呼びかけ、「FLAME」をプレイする。4人は力強く拳を突き上げ、ステージ前方のぎりぎりまで歩み出て観客を煽った。そして、退場時最後に残ったMASAKIは「Y, A, B, E,……YABEだよ」としっかりHAMAのマネを披露してからステージをあとにした。

LASH##

シャッフルユニットのトップバッターで登場したのはLASH##。彼らは「変顔でバイバイ!!」を披露し、TAKUMI役のリョウガはさわやかに、MASAKI役の森崎は豊かな表現力でこの曲を歌い上げる。To-i役をやるはずだったHAMAの“代打”として本人役を買って出たTo-iとRYUJI役のタクヤによる勢いのあるラップにも、観客からは興奮の歓声が上がった。4人は何度も元気にジャンプして会場をヒートアップさせ、「以上、LASH##でした!」と叫んでステージを去っていった。

カスタマイX

HAMA役のTAKUMIの「行こうぜ!」という言葉を合図に「一筋の光明(ひかり)」の爆音が轟くと、GORO役のカイがダークな歌声を響かせた。HIROKI役のコーイチはカイとヘッドバンギングをして早々に着用していたメガネを吹っ飛ばし、DAICHI役の島田はストイックにドラムを叩き続ける。TAKUMIはマイクスタンドを蹴り飛ばしたり、セクシーな仕草で自身のパートを歌い上げたりとさまざまな表情を見せてファンの目を奪った。

PlasmaX

PlasmaXは「FANTASISTA」を披露。舞台セットの上部でパフォーマンスした5人は、タイトなフォーメーションで息の合ったダンスを見せつける。黒川役のタカシと森崎役のGOROは英語の歌詞も流れるように歌い上げてみせた。それまでストイックに踊っていた福本有希役のユースケは終盤でステージのセンターに立つと、モーニング娘。「恋愛レボリューション21」の振りを自身のダンスに取り入れたりと、ファニーな動きで個性を爆発させる。最後には「バッタマン」に登場する動きも披露してみせ、客席を見つめながらいたずらな笑みを浮かべていた。

準特急

7色のスタジャンに身を包んだ準特急は「Secret Express」をパフォーマンスした。ボーカルを担ったコーイチ役の黒川とタカシ役のDAICHIは優しい歌声でファンを魅了する。一方のダンサーチームは息の合ったダンスでめまぐるしいフォーメーションチェンジも華麗にこなした。彼らのキレのある動きに合わせ、観客も大きな声でコールを送って大盛り上がりに。曲を披露し終えると7人は自己紹介を行い、DAICHIはしっかり「DAICHIやで!」とタカシのおなじみのポーズを決めていた。

エンディング

シャッフルユニットのパフォーマンスへの熱狂が冷めぬ中、全出演者が舞台上に揃うと公演はフィナーレへ。ユースケとMASAKIが司会のマイクを握り、MASAKIは「TAKUMI本当にかっこよかった! あれウチのメインボーカルだから!」、ユースケは「僕はリョウガ! ほんとに歌うまい!」とそれぞれにシャッフルユニットで活躍した仲間を絶賛した。そしてユースケは「今年もEBiDANでライブができて本当にうれしいです。また来年も大きな会場でできるように僕たちがんばるので、応援よろしくお願いします!」と挨拶。出演者は最後に「恋心」と「Believe Yourself」を披露した。「恋心」ではユーキを中心に出演者が揃いのダンスを踊るという壮観が広がり、「Believe Yourself」ではコーイチと吉田が、森崎と高田がそれぞれ同じマイクで歌声を響かせるなど、年齢を超えたコラボレーションが観客を喜ばせる。祝祭感があふれる中で公演は終幕。最後まで舞台に残った超特急は深い礼で観客に感謝を伝え、コーイチは「楽しかったんやで!」とほほ笑んでステージをあとにした。

EBiDAN THE LIVE 2015 ~ Summer Party ~
2015年7月12日東京国際フォーラム ホールA セットリスト

EBiDAN 39 & KiDS

01. 宝物

オープニング(全員)

02. 恋のDing Dong

超特急

03. No More Cry(3rd Anniversary ver.)
04. FLASHBACK
05. バッタマン

M!LK

06. 完全S・S・D!
07. 反抗期アバンチュール

カスタマイZ

08. 鎮魂歌 -レクイエム-
09. カスタマイZのテーマ
10. ハレ晴レユカイ

さくらしめじ

11. いくじなし
12. きみでした

PrizmaX

13. I believe
14. OUR ZONE
15. Without you

MAGiC BOYZ

16. MAGiC SPELL~かけちゃうぞ!ぴっぴっぴっ~
17. 調子のってる↑

DISH//

18. イエ~ィ!!☆夏休み
19. KLAP
20. FLAME

LASH##

<メンバー>
TAKUMI役:リョウガ(超特急) / MASAKI役:森崎ウィン(PrizmaX) / RYUJI役:タクヤ(超特急) / To-i役:To-i(DISH//


21. 変顔でバイバイ!! / DISH//

カスタマイX

<メンバー>
HAMA役(Vo):TAKUMI(DISH//) / GORO役(Vo, G):カイ(超特急) / HIROKI役(B):コーイチ(超特急) / DAICHI役(Dr):島田翼(PrizmaX)


22. 一筋の光明(ひかり) / カスタマイZ

PlasmaX

<メンバー>
黒川ティム役:タカシ(超特急) / 森崎ウィン役:GORO(カスタマイZ) / 清水大樹役:MASAKI(DISH//) / 福本有希役:ユースケ(超特急) / 島田翼役:ユーキ(超特急)


23. FANTASISTA / PrizmaX

準特急

<メンバー>
コーイチ役:黒川ティム(PrizmaX) / カイ役:福本有希(PrizmaX) / リョウガ役:HIROKI(カスタマイZ) / タクヤ役:RYUJI(DISH//) / ユーキ役:To-i(DISH//) / ユースケ役:清水大樹(PrizmaX) / タカシ役:DAICHI(カスタマイZ)


24. Secret Express / 超特急

フィナーレ(全員)

25. 恋心
26. Believe Yourself

音楽ナタリーをフォロー