WANIMA & Dizzy Sunfist、SiMフェスで勢い爆発

2015年7月12日 17:37 345 2 音楽ナタリー編集部

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SiM主催のライブイベント「DEAD POP FESTiVAL 2015」の2日目の公演が、本日7月12日に神奈川・東扇島東公園特設会場で開催中。この記事ではCHAOS STAGEで行われたWANIMA、Dizzy Sunfistのライブの様子をレポートする。

WANIMA（Photo by kohei suzuki）

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WANIMA

松本健太（Vo, B）（Photo by kohei suzuki）［拡大］

多くの観客がCHAOS STAGEに詰めかけWANIMAの出演を待ちわびていると、サウンドチェックを行っていたWANIMAメンバーがHi-STANDARD「STAY GOLD」をカバー。開演前からオーディエンスは大盛り上がりとなった。

開演時間になり、再登場した松本健太（Vo, B）がライブの始まりを告げると、バンドは「Hey Lady」でライブをスタートさせる。キャッチーなメロディと、ダイナミックな演奏でオーディエンスを惹き付けていく彼ら。「昨日の歌」の前のコール＆レスポンスでSiMの「Blah Blah Blah」のワンフレーズを織り交ぜたり、MCで藤原弘樹（Dr, Cho）がモノマネを披露したりと、自由奔放なパフォーマンスを展開した。後半には8月5日リリースの新作CD「Think That…」収録曲から「終わりのはじまり」をプレイ。「『ラ』しかないから」とファンにシンガロングを促すと、会場には盛大な歌声が広がった。

「1106」ではシンプルな演奏に乗せて、松本が切なげな表情を見せたり、会場横に見える海を指差したりしながら熱唱した。場内が感動的なムードに包まれ、ここでライブは終了かと思われたが、松本の「やっぱもう1曲やりたい！」という言葉からバンドは「Hey Lady」を再プレイ。最後まで大勢の観客を熱狂させ、ステージを終えた。

Dizzy Sunfist

Dizzy Sunfist（Photo by kohei suzuki）［拡大］

CAVE STAGEでのHEY-SMITHの次に、CHAOS STAGEに登場したのはHEY-SMITHのレーベルの後輩・Dizzy Sunfist。あやぺた（Vo, G）が「HEY-SMITHからバトンを受け取りました！」と叫び、バンドはアグレッシブなパフォーマンスを見せていく。もあい（Dr, Cho）の繰り出す高速ビートに乗せて、あやぺたといやま（Vo, B）は長い髪の毛を振り乱しながら、女性2人による掛け合いでライブの勢いを加速させていった。

MCであやぺたが「SiMに謝らないかんことがあって……この前SiMの車で寝ゲロ吐きました。ほんますみません！」と謝罪をし、場内の笑いを誘う。しかし「迷惑いっぱいかけてるのに、このステージに立たせてもらって。（SiMは）大事で大好きな先輩です」と、その関係のよさを明かした。また後半のMCではあやぺたが叫ぶように「いつかあっち（CAVE STAGE）に立たせてください！」と宣言し、観客から拍手が送られる一幕もあった。

終盤には「New world」「SHOOTING STAR」とメロディアスなナンバーが投下された。3人の演奏にも熱が入り、「SHOOTING STAR」の曲中にはもあいが立ち上がってフロアの熱狂を煽り、いやまもキレのあるベースを奏でる。あやぺたは拳を上げたり、ギターをかき鳴らしたりしながら、感傷的な歌声を聴かせた。