「遊べる場所、守っていってや!」10-FEET、SiMに熱いメッセージ伝えた35分

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SiM主催のライブイベント「DEAD POP FESTiVAL 2015」が本日7月11、翌12日に、神奈川・東扇島東公園 特設会場で開催。この記事では初日のCAVE STAGEで行われた10-FEETのライブの様子を紹介する。

TAKUMA(Vo, G)(撮影:半田安政[Showcase])

TAKUMA(Vo, G)(撮影:半田安政[Showcase])

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NAOKI(B, Vo)(撮影:半田安政[Showcase])

NAOKI(B, Vo)(撮影:半田安政[Showcase])[拡大]

「VIBES BY VIBES」でステージの幕を切って落とした3人。TAKUMA(Vo, G)は冒頭から「飛べー!」と絶叫してファンの盛り上げ、力強い歌声を響かせる。彼は「RIVER」では歌詞の中に「神奈川」を登場させて歓声を誘った。続く「その向こうへ」では、NAOKI(B, Vo)がキレのあるハイキックを決めた煽情的なパフォーマンスでオーディエンスを魅了する。

MCでTAKUMAは、フェス形式での開催は今回が初めてであるこのイベントについて「これを伝説にしていくのはSiMだけでも出演者だけでもない。お前らも伝説作り上げていく本人やぞ!」と観客に熱く訴えかけた。その勢いのままに次の曲「2%」のタイトルコールをしたTAKUMAは、NAOKIが弾くはずのイントロをギターで奏でる。NAOKIはこれに「TAKUMA、『2%』って俺がベースでカッコよく始めてモテるやつ! ギターでやったらお冠やな」とツッコみ、2人のやりとりに会場は爆笑に包まれた。

10-FEET(撮影:半田安政[Showcase])

10-FEET(撮影:半田安政[Showcase])[拡大]

「ベースから曲が始まったら、みんなあの夕陽に向かってウエーブしてくれるよな」とTAKUMAがリクエストして改めて「2%」がスタートすると、オーディエンスはその言葉通りステージ前方から夕陽が鮮やかに映える会場後方へ向けてウエーブを作り上げた。「1sec.」でもファンが笑顔でもみくちゃになる空間を生み出したTAKUMAは、曲中に「SiM! みんなが遊べる場所、守っていってや! 続けていってや! 俺らも手伝うからさ!」と思いを口にする。続く「蜃気楼」では、オーディエンスを優しいまなざしで見つめるTAKUMAやKOUICHI(Dr, Cho)の表情がステージ横のモニターに大写しになった。ラストナンバーを前に、TAKUMAはライブ前に挨拶したというSiMのMAH(Vo)の母親へ向けて「MAHは間違っていること、違うと思うことは『違う』って言える、今この時代に生きる奴らにとって必要な存在です!」と叫んだ。最後の「goes on」ではステージに氣志團の綾小路翔(Dragon Voice)も乱入し、ステージ上も場内もお祭り騒ぎに。汗だくになりながら強靭なアンサンブルを紡ぎ出し、オーディエンスを存分に躍らせた3人は「呼んでくれてありがとうございました!」と最後までSiMに感謝を捧げていた。

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