全国35会場で行われ、全公演ソールドアウトとなった今回のツアー。最終公演には3600人のファンが集まり、森山がツアーを完走する様子を見届けた。ライブは最新アルバム「黄金の心」の収録曲を中心に、ファンから人気の高いナンバーや代表曲を盛り込んだセットリストで進行。「生きとし生ける物へ」では圧倒的な歌声に観客の拍手が鳴り止まなかったり、ピアノの伴奏のみで披露された「愛し君へ」ではオーディエンスの涙を誘ったりと感動的なパフォーマンスが繰り広げられた。
なお観客の胸を打つ情感たっぷりの歌声を披露する一方で森山は、「放っておいてくれないか」のパフォーマンス中にやぐらの上で大太鼓を叩き、ステージで踊り回るなどして観客の視線を釘付けに。さらに「愛のテーゼ」では軽やかなダンスを披露して、会場を盛り上げていく。また本編の終盤では代表曲である「さくら」でしっとりした空気を醸し出すも、一転してMCでは奔放なトークで観客を笑わせるなど緩急をつけたステージを展開した。
アンコールで彼は「皆さんに個人的なご報告があります。9月9日にシングルをリリースすることになりました!」と新作のリリースを報告し、シングルにNHKホール公演の音源が収録されることも告知。最後に生命力に満ちた「太陽」を晴れやかな表情で歌い上げ、笑顔でツアーのフィナーレを飾った。
なおニューシングルのタイトルは「生きる(ってい言い切る)」で、収録内容や詳細は追ってアナウンスされる。
関連商品
リンク
- 森山直太朗オフィシャルサイト
- 森山直太朗 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
こーた@LiSAッ子リサラボっ。 @coatajp
森山直太朗、感動と笑いに満ちた全国ツアー「西へ」完結 - 音楽ナタリー http://t.co/Bfx8kZueRy