「初めて母親に泣きついた」乃木坂46伊藤万理華、初主演の苦悩明かす

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乃木坂46の伊藤万理華が初主演を務める映画「アイズ」の完成披露試写会および舞台挨拶が、5月28日に東京・イオンシネマ板橋にて開催された。

「アイズ」舞台挨拶の様子。

「アイズ」舞台挨拶の様子。

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伊藤万理華

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舞台挨拶には伊藤のほか、おぞねせいこ山田太一中川慶二、山田朱莉(夢みるアドレセンス)、西洋亮小林愛奈優恵、さらに原作者の鈴木光司、本作の監督を担当した福田陽平の計10人が登壇。撮影時の思い出を聞かれた伊藤は、弟役の中川とのエピソードとして最初は人見知り同士で目も合わせてくれなかったが、最終的には距離が縮まったと言い「本日会ったら手を振ってくれて涙が出そうなくらいうれしかった」と明かした。また初主演を務めたことについて聞かれると「不安で、仕事で初めてお母さんに泣きついた」と苦労を告白。しかし「あらためて演技をする楽しさを感じたので、この作品を通して、私の演技を観てほしい」と自信のほどをうかがわせた。また怖いものが苦手だという山田朱莉は「まさか自分がホラー映画に出るなんて驚きです。でもすごくいい経験をさせていただきました」と笑顔で語った。

福田監督が映画の見どころとして、伊藤の“天才的な演技”と口にすると、山田太一も「一切アイドルって感じませんでした」と大絶賛。続けて福田監督は「僕はこの作品で、彼女の才能を世に出すという使命を感じて怖かった部分もある。でもキャストやスタッフのみんなが命かけて作ってくれて、自信を持ってぜひ見てくださいと言える作品ができあがった」と語る。また「伊藤さんが、次はセンターに選ばれるようになれば」と力強く語ると、観客から「おお!」と感嘆の声が上がった。最後に伊藤が「この映画、20回観てください!」とアピール。和やかに舞台挨拶を締めくくった。

映画「アイズ」は6月6日に全国公開がスタートする。

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