5月24日に東京・日比谷野外大音楽堂にてスペースシャワーTVが主催するライブイベント「SPACE SHOWER Presents SPRING BREEZE」が開催され、
オープニングアクトのYogee New Wavesはサポートギターを加えた4人編成で登場。彼らは「Dreamin Boy」でライブをスタートさせ、日比谷野音にさわやかな風を吹かせる。その後も時間を惜しむようにラストの「Fantastic Show」まで全5曲を駆け抜けた。
2番手のきのこ帝国は「ユーリカ」で演奏を開始し、轟音で会場を包み込む。バンドは心地よいビートに乗せてR&B調の「クロノスタシス」を届けたあと、あーちゃん(G)がキーボード、佐藤千亜妃(Vo, G)がハンドマイクというギターレスの編成で「スピカ」を披露。そして代表曲「東京」を経てメジャーデビューシングル「桜が咲く前に」より表題曲「桜が咲く前に」と「Donut」をパフォーマンスした。
続いて登場したceroはおなじみのサポートリズム隊、さらにブラスとコーラスを2人ずつ加えた9人編成で出演し、5月27日にリリースするアルバム「Obscure Ride」のオープニングナンバー「C.E.R.O」を皮切りに次々と楽曲を披露していく。思い思いに身体を揺らす観客たちに向けて、ceroは最後に「Yellow Magus」をプレイ。オーディエンスからの拍手喝采を浴びてステージをあとにした。
トリのトクマルシューゴはステージに1人で現れ、弾き語りで「Tightrope」を歌い始める。その後5人のバンドメンバーが登場してからは、ハンドクラップが巻き起こった「Katachi」、トクマルによるボイスパーカッションが飛び出した「Poker」などが連続で披露された。彼は「Rum Hee」でラストスパートをかけたのち、「Down Down」「Parachute」を熱演してライブを終えた。
アンコールではトクマルに加えて、Yogee New Wavesの角舘健悟(Vo, G)、きのこ帝国の佐藤、ceroの高城晶平(Vo, G)といったこの日出演したバンドの各フロントマンが登場。トクマルのバンドの演奏で松任谷由実「やさしさに包まれたなら」を歌い、このイベントを締めくくった。
なお「SPACE SHOWER Presents SPRING BREEZE」の模様は6月26日(金)深夜24:00よりスペースシャワーTVにてオンエアされる。
スペースシャワーTV「SPACE SHOWER Presents SPRING BREEZE」
2015年6月26日(金)24:00~25:00
2015年7月11日(土)25:30~26:30(※リピート放送)
2015年7月27日(月)25:00~26:00(※リピート放送)
SPACE SHOWER Presents SPRING BREEZE
2015年5月24日 日比谷野外大音楽堂 セットリスト
Yogee New Waves
01. Dreamin Boy
02. Summer
03. Good Bye
04. Climax Night
05. Fantastic Show
きのこ帝国
01. ユーリカ
02. 夜鷹
03. パラノイドパレード
04. クロノスタシス
05. スピカ
06. 東京
07. 桜が咲く前に
08. Donut
cero
01. C.E.R.O
02. マイ・ロスト・シティー
03. Summer Soul
04. Orphans
05. 夜去
06. Contemporary Tokyo Cruise
07. さん!
08. Yellow Magus
トクマルシューゴ
01. Tightrope
02. Katachi
03. Poker
04. Green Rain
05. Lita-Ruta
06. La La Radio
07. Helictite(LeSeMoDe)
08. Rum Hee
09. Down Down
10. Parachute
01. やさしさに包まれたなら(※松任谷由実カバー)
リンク
- スペースシャワーTV | 番組・ランキング - SPACE SHOWER Presents SPRING BREEZE
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クワタナオノリ/// @zoffy
ライターが機械化されたらはじめはこんな記事ばっかになるんだろうなあって思ったくらい無味乾燥なレポ。>新緑の野音にトクマル、きのこ、cero、Yogeeが集結&ユーミンカバーも - 音楽ナタリー http://t.co/vwdWYOta6e