乃木坂46、母親へ懺悔と感謝を告げた感涙“母の日”イベント

本日5月10日に東京・アキバシアターにて「『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』母の日イベント」が開催され、乃木坂46メンバー12人とその母親12人が登場した。

このイベントは7月10日に公開される乃木坂46初のドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」に関連して行われたもの。映画がメンバーの密着映像や周辺人物のインタビューをもとに「人は変われる」というテーマを描いた作品であることから、「母の日」であるこの日に、彼女たちの変化を一番近くで見守ってきた母親へ直接感謝の気持ちを伝えるという企画が行われた。

イベントには西野七瀬、桜井玲香、生駒里奈、若月佑美、秋元真夏、深川麻衣、高山一実、星野みなみ、衛藤美彩、齋藤飛鳥、伊藤万理華、堀未央奈の12人が登壇。12人の母親も彼女たちと向き合うように客席に座り、メンバーは照れや緊張を隠せない様子を見せながら、自身の隠し事を打ち明け、母親へ懺悔とともに感謝の気持ちを伝えていった。最初に懺悔をしたのは西野。彼女は部屋の掃除が苦手で、時折大阪から訪れる母親に掃除を任せてしまうことを謝り、感謝を伝える。そしてカーネーションを直接に渡しに行くと母親は目に涙を浮かべながら、カーネーションを受け取った。両親に顔がそっくりな桜井は、似ていることが本当に嫌だと言いつつも、一緒に買い物にいった際に店員に仲の良さを指摘されると「うれしかったりする」と本音をこぼし、恥ずかしそうに母親へカーネーションを手渡した。

生駒は「真面目なことを言うと泣いちゃうから……」と前置きし、「『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト- 』鑑賞の帰り道にタクシーで帰ってきなさいと言われたのに、テンションが上がって電車で帰ってごめんなさい」と謝罪。続けて「いつも落ち込んだらとことん落ち込んで面倒臭いわたしを励ましてくれてありがとう」と素直に告白した。その後も彼女たちは、母親に強く当たってしまうこと（若月）、前に出たがる性格を母親のせいにしていていること（秋元）、小学生の頃仮病を使っていたこと（深川）、低血圧を心配してレバーを食べるよう薦める母親とケンカを繰り返していたこと（高山）、食べ物の好き嫌いが多かったこと（星野）、カビが生えたお弁当箱を捨ててしまったこと（衛藤）、朝の準備を一からすべて母親に委ねていること（齋藤）、嘘をついて塾をサボっていたこと（伊藤）、姉と食べ物の取り合いをしていること（堀）を順番に告白。あわせて感謝の気持ちや日頃の思いなどを述べ、直接母親にカーネーションを手渡していく。母親たちは目に涙を浮かべたり抱擁したりしながら彼女たちの告白を受け取り、場内は感動的なムードでいっぱいになった。

新：イベントの最後にはこの日のために用意された特別映像を上映。映像はライブやレッスンなどの舞台裏とともに、登壇メンバーの母親への手紙の朗読が流れるというもので、メンバーと母親たちはこの日限りの作品をハンカチを片手に堪能し、イベントを満喫した。