昨日3月31日に東京・LIQUIDROOMにて、
開演時間を迎えると、おそろいの白いシャツを着た杉本雄治(Piano, Vo)と川谷絵音(Vo, G)の2人がアコースティックギターを持って登場。生年月日が一緒でプライベートでも親交があるという彼らは、ステージ上で談笑して会場の雰囲気を和らげたあと、
暗転のあとに登場したゲスの極み乙女。は「猟奇的なキスを私にして」から勢いよくライブをスタートさせる。「キラーボール」曲中でのちゃんMARI(Key)のソロでは、ほな・いこか(Dr)や休日課長(B)、川谷がキーボードの周りに集まり、彼女の演奏をアピールした。MCでは課長の体重の話で盛り上がるなどリラックスしたムードのトークを挟み、ライブを進行させていく。彼らはその後も新曲「私以外私じゃないの」や、課長の「ドレスを」の呼びかけに観客たちが「脱げ」で答えるコール&レスポンスから「ドレスを脱げ」をプレイし、フロアの熱気を上昇させる。最後には川谷の「ゲスの極み乙女。と一緒に遊びませんか?」というMCから「ホワイトワルツ」を披露し、WEAVERへとバトンを渡した。
WEAVERの3人は登場するや否や「夢じゃないこの世界」「Shall we dance」といったアップチューンで躍動的なアンサンブルを奏で、オーディエンスのテンションを一気に引き上げていく。杉本が「楽しんでる?」「もっと来いよ!」と声をかけると、フロアからは割れんばかりの歓声が上がる。MCでは奥野翔太(B, Cho)が、ゲスの極み乙女。のライブでお馴染みの掛け声である「コポォ!」を披露したほか、杉本や河邉徹(Dr, Cho)は楽屋でのエピソードなどを交えて対バン相手にリスペクトを送った。
またこの日のライブで彼らは新曲も惜しみなくプレイ。「ツアーのために書いた新曲」のひと言から「さよならと言わないで」、また5月20日にニューシングルを発表することを告知したあとには、シングル表題曲「くちづけDiamond」を演奏し、観客たちに3人の新たなモードを見せつけた。ライブ終盤に披露された「トキドキセカイ」では奥野がピアノを弾くと、杉本がピアノの上に立って同曲を熱唱。観客たちは今日一番の歓声を上げて、彼らのパフォーマンスを楽しんでいた。さらに杉本は「もう1曲、やりたい新曲があります」と話し、映画「ライアの祈り」の主題歌である「Beloved」をオーディエンスにプレゼント。演奏が終わると3人は深々とお辞儀し、改めて観客たちに感謝の気持ちを述べてステージをあとにした。
アンコールに応えたWEAVERの面々はゲスの極み乙女。のTシャツを着て登場。彼らは改めて観客と対バン相手に感謝の言葉を伝え、最後に「心の中まで」と「猟奇的なキスを私にして」をマッシュアップしたナンバーを演奏。曲中にはクマムシ「あったかいんだからぁ♪」やパッヘルベルの「カノン」のフレーズを連弾でプレイするなど、サービス精神旺盛なパフォーマンスで会場を沸かした。演奏終了後、杉本はゲスの極み乙女。のメンバーをステージ上に呼び込む。7人がステージ上にそろったところで、彼らは全員で肩を組んでしっかりとお辞儀をし、この日のライブはフィナーレを迎えた。
WEAVER「Guess What!? We Have A Guest!! WEAVER × ゲスの極み乙女。」
2015年3月31日 LIQUIDROOM セットリスト
杉本雄治&川谷絵音
01. 大宮サンセット
02. 飛行機雲
ゲスの極み乙女。
01. 猟奇的なキスを私にして
02. デジタルモグラ
03. キラーボール
04. 星降る夜に花束を
05. 私以外私じゃないの
06. パラレルスペック(funky ver.)
07. ユレルカレル
08. ドレスを脱げ
09. 餅ガール
10. ホワイトワルツ
WEAVER
01. 夢じゃないこの世界
02. Shall we dance
03. 管制塔
04. 僕らの永遠~何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから~
05. さよならと言わないで
06. 君と僕のテーマソング
07. くちづけDiamond
08. 2次元銀河
09. Free will
10. トキドキセカイ
11. Beloved
<アンコール>
12. 心の中まで×猟奇的なキスを私にして
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リンク
- WEAVER Official Site
- ゲスの極み乙女。 official website
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