パンチラからノーパンへ、キノコホテル単独公演で「もうパンティは履かない」

キノコホテルが、単独実演会ツアー「サロン・ド・キノコ～やさぐれ姐御伝説」の東京公演を2月14日に東京・新宿LOFTにて開催した。

この日のライブはハードな長尺ナンバー「キノコホテル・アネックス」で幕開け。この曲はライブ会場限定ミニアルバム「マリアンヌの追憶」に収録されている新曲で、付属のDVDは同曲に乗せた短編映像作品となっている。キノコホテルの4人はツアーのために制服を新調しており、支配人・マリアンヌ東雲はミリタリーテイストを残しながらも体の両サイドが上から下まで編み上げになった、フェティッシュなワンピース姿で登場した。スカート丈はやや長くなったものの肌の露出は増えており、彼女は「パンチラからノーパンへ。もうパンティは履かない」と発言。麻薬所持で逮捕されたあとに行われた勝新太郎の記者会見を思い起こさせるようなセリフで会場を沸かせた。

セットリストは新旧のバランスが取れた選曲で構成され、メンバーはまだタイトルも決まっていないという、できたての新曲2曲も披露。本編ラストの「キノコホテル唱歌」ではマリアンヌのボーカルマイクが抜けるハプニングがあり、すかさず胞子（ファン）の間で大合唱が沸き起こる一幕も。アンコール含め全20曲、約2時間の実演会となった。

この単独実演会ツアーは2月22日に宮城・enn 2nd、4月5日に福岡・THE Voodoo Lounge、17日に北海道・Sound Lab moleで開催。その後5月に彼女たちはイギリスツアーに向かう。イギリス公演は現在4カ所が決定しており、今後さらに公演が増える可能性もあるとのこと。帰国後には凱旋ライブとして「やさぐれ姐御伝説」の追加公演が、5月31日に大阪・Shangri-La、6月7日に東京・新宿LOFTで行われる。