「はじまりのうた」の“公認アーティスト”として映画をアピールしている彼女。トークコーナーでは映画について「冒頭から共感してしまった」と心を奪われたことを告白し、舞台となっているニューヨークを旅した際のエピソードを披露したほか、「街中でレコーディングするシーンに憧れました。セントラルパークでボートに乗りながらレコーディングしてみたいですね」「部屋の中で彼の留守番電話に歌を録音するシーンは印象的でした」など思い入れのあるシーンを明かした。また自身の実体験や友人のエピソードをもとに曲作りをしていると語り、「失恋とか、自分がどん底にいるときに作る曲って共感を生んだりするんですよね」としみじみと口にした。
話題は2月25日にリリースするニューシングル「誰もが / 煙たい」にも及び、「誰もが」は受験生に向けての応援ソング、「煙たい」はヘビースモーカーの男性に依存してしまう女の子の心情を歌った楽曲になっていることが語られた。
そして劇中歌「LOST STARS」を披露する前、「この曲に影響されて、新しい曲が生まれたんです」と興味深い発言をした片平。司会者が「いつかその曲が聴けるかもしれないんですね!」と口にすると、照れくさそうな笑顔を浮かべていた。その後彼女はアコースティックギターをゆっくりと爪弾きながら、情感たっぷりに「LOST STARS」をパフォーマンス。時折目を閉じ、歌詞を噛み締めるように歌い上げる彼女に観客は見入った。トークの相手を務めた映画ライターの新谷里映は、「聴きながら映画のワンシーンとか、主人公のグレタの切ない感じとかが浮かびました」と片平のパフォーマンスを絶賛。片平は「カバーしてみて、人前で歌ってみるとさらに曲のよさがわかりますね」とコメントしていた。
「はじまりのうた」は今週末2月7日より東京・シネクイント、新宿ピカデリーなど全国の映画館で上映される。なお劇中歌「LOST STARS」は「第87回 アカデミー賞」の歌曲賞にノミネートされ、各方面で話題を集めている。
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- 映画『はじまりのうた』公式サイト || 2.7 sat. シネクイント、新宿ピカデリーほか全国Roadshow
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