このツアーで彼は昨年10月リリースのアルバム「Viva The World!」を携え、全国9カ所で15公演を行った。ライブはナオトのギターソロで幕開け。熱のこもったプレイでファンの歓声を誘うと、彼はそのまま1曲目の「LIFE」をスタートさせた。
ナオトは続けて「メガロポリス・ラプソディー」「Ballooooon!!」とアッパーチューンを畳みかける。「Ballooooon!!」では客席をビッグバルーンが飛び交い、ナオトはメインステージから会場中央に設けられたセンターステージまでを駆け抜けた。MCで彼は「千秋楽、横浜! みんなの気持ちビシビシ伝わるよ! どこの席でも誰一人置いていかないよ!」とファンに伝える。そして、今後はもうセンターステージに立たないとジョークを飛ばすと、オーディエンスが「えー」と反応。ナオトが「いいじゃないのー」と続けるとファンは即座に「ダメよー、ダメダメ!」と返し、息の合ったやりとりに会場は大盛り上がりとなった。
彼はその後「恋する季節」「Everlasting Love」などミディアムテンポのナンバーを続けて歌唱。「Just let it go」「FUNTIME」などのダンスナンバーのパートではダンサーとともにキレのある振りを披露してファンを魅了した。
続くMCではアルバム「Viva The World!」について「世界の人が万歳!と言えるような、そして個人個人が万歳!と言えるような世界になってほしいという願いを込めて作りました」とコメントし、センターステージに置かれたピアノで「今のキミを忘れない」の弾き語りをファンに届ける。観客が彼の歌声に静かに聴き入ったところで、クライマックスに差し掛かったステージは一変“お祭りコーナー”に突入。ナオトによるダンス指導を経て会場中が踊った「風マカセ」や「ナイテタッテ」「Ole!」が披露され、本編ラストナンバーの「The World is ours!」ではこの日一番のコール&レスポンスが巻き起こった。
アンコール1曲目の「花びら」ではナオトが感極まる場面もあり、涙を流すのを耐える彼をファンは大合唱でサポートする。歌い終え「またみんなに助けられたな」と照れ笑いを浮かべたナオトは「お礼に新曲を歌ってもいいかな? 新曲をライブに来てくれるみんなに真っ先に聴かせることができて、夢が叶います」とコメント。今春発売予定の新曲「いつかきっと」を初披露した。続く「おまかせピーターパン」「カーニバる↑?」ではファンがタオル回しで盛り上がり、会場いっぱいに白一色のタオルの波が作りだされた。最高潮の熱気のままステージは大団円。ナオトは何度も客席に感謝を伝え、舞台を後にした。
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