トクマル、“段ボールプレイヤー”付き新曲発売

トクマルシューゴが“段ボールプレイヤー”がセットになった10inchアナログ「Lita-Ruta」を12月3日にリリースする。

今作は6月にレコーディングがスタートしたトクマルの新プロジェクト第1弾作品。このプロジェクトではレコーディングを先に行ってから楽曲制作に移るといった実験的な手法を用いて作曲が行われている。「Lita-Ruta」にはアメリカのオルタナティブポップバンド・Deerhoofのグレッグ・ソーニア（Dr）が参加したほか、エレキギター、コントラバス、ピアノ、マリンバ、トランペット、テナーサックスなどの奏者が名を連ねている。YouTubeではトクマルや参加アーティストが楽曲の制作プロセスについて語る告知映像が公開されている。

10inchアナログにはA面に表題曲、B面に2004年発表の1stアルバム「NIGHT PIECE」以前に作られたインスト曲「Avante」の再録バージョンが収められる。段ボールプレイヤーはパッケージを立てて、盤を手回しするだけでレコードの生音を聴くことができるというもの。「Lita-Ruta」特設ページではこのプレイヤーに関して「本商品でレコードを再生すると非常に早いスピードで盤が削れていきます。幾度も再生することはお気を付け下さい」と記載されているので、取り扱いにはご注意を。

なおDeerhoofが12月にジャパンツアーを開催。このうち、12月16日の東京・新代田FEVER公演にトクマルシューゴPlusが出演することが決定しており、こちらの演奏メンバーも発表された。トクマルは「Lita-Ruta」のレコーディングメンバーらとともに、特別編成のライブを行う。