試写会では、はじめに10月31日より公開される「ドラキュラZERO」の先行上映が行われた。その後、ステージに姿を現したHYDE(Vo, G)とK.A.Z(G)は同映画の日本版イメージソングとして提供した新曲「VAMPIRE'S LOVE」をサプライズ披露。抽選で招待された約500人のファンからは悲鳴にも近い歓声が巻き起こった。
「ドラキュラZERO」とVAMPSのコラボレーションはHYDEがバンパイア好きであることから決定したもの。HYDEは「昔から好きで、本当に存在するんじゃないかとネットで調べるくらい」とバンパイアに向ける熱い思いを告白し、「子供の頃は夜にバンパイアが入ってくるんじゃないかと思って窓に十字架を置いていました(笑)」と幼少期のエピソードにも触れた。一方でK.A.Zは「僕は怖いですね(笑)。でも好きです。紳士的なイメージがあるので、いつか会ってみたいです」とコメントした。新曲「VAMPIRE'S LOVE」の話題になると、HYDEは「みんなに愛される曲を作りたいと思ったんです。ロックが苦手な人も親しみやすいようにバラードにして、入口へ誘い込んでみんなの血を吸おうと思って。普通のバラードじゃつまらないので、バンパイアの血を入れたらとても切ない物語に仕上がりました」と楽曲の背景を語った。
また試写会では新曲のビデオクリップも上映された。このPVはイギリス・ロンドンで撮影されたもので、HYDEがバンパイアをモチーフにしてストーリーや構想を考えた意欲作。PV制作時のエピソードについてHYDEは「曲ができたときにPVの世界観も思い浮かんだので、演出の部分など監督とバトルしながらがんばって作りました」と振り返り、K.A.Zは「まるでHYDEが監督みたいに引っ張ってくれて、監督とバトルしているのを『あららー』って横で見てました。でもそのおかげですごく素敵なPVになったと思います」と語った。
映画の感想を聞かれると、HYDEは「世界観の壮大さにときめきました。史実に基づいているところもあるので、とてもリアルな物語で面白かった」、K.A.Zは「ドラキュラのイメージを一新していますよね。スケールもすごいし、敵を倒すシーンもかっこよかったです」とそれぞれコメント。これまでのドラキュラ映画には見られなかったアクション要素の強い作品となった「ドラキュラZERO」にちなんで、イメージチェンジしたいことはあるかという質問を投げかけられると、HYDEは「僕って怖いイメージがあるので、羊の皮を被って表面的には優しく生きていこうと思ってます」、K.A.Zは「これから新しいアルバムも出ますし、ライブツアーもやるので、新しい演出や演奏スタイルでイメージチェンジしていくことがとても楽しみです!」と話してトークを締めくくった。
なおVAMPSは明日10月8日に「VAMPIRE'S LOVE」をシングルとして発売。10月29日には同曲を含むニューアルバム「BLOODSUCKERS」をリリースする。
関連商品
リンク
- VAMPS OFFICIAL WEB SITE
- 映画『ドラキュラZERO』 10.31[FRI]伝説が生まれる
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
L'ArcInfo(unofficial) @LArc_Info
VAMPS「ドラキュラZERO」試写会で新曲披露 - ナタリー - 最新ニュース一覧 http://t.co/PJX52THr14