ヒルクライム、5周年祝い武道館で堂々30曲

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ヒルクライムが9月6日に東京・日本武道館にてワンマンライブ「Hilcrhyme in 日本武道館~Junction~」を開催した。

ヒルクライム「Hilcrhyme in 日本武道館~Junction~」東京・日本武道館公演の様子。左からHIKAKINとTOC(MC)。

ヒルクライム「Hilcrhyme in 日本武道館~Junction~」東京・日本武道館公演の様子。左からHIKAKINとTOC(MC)。

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このライブはヒルクライムのメジャーデビュー5周年を記念して行われたもので、彼らは新旧織り交ぜたセットリストを3時間40分にわたって展開。集まった約1万人のファンを魅了した。

ヒルクライム「Hilcrhyme in 日本武道館~Junction~」東京・日本武道館公演の様子。

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定刻になると金の衣装に身を包んだTOC(MC)とDJ KATSU(DJ)が登場し「リサイタル」から勢いよくライブをスタートさせる。TOCは「ずっと楽しみにしていた舞台です。今日はとことん楽しみましょう」「武道館は生音です」と話し、バンドメンバーとダンサーを招いて「ルーズリーフ」「パーソナルCOLOR」と人気曲を連投。曲中「歌えるよね?」とオーディエンスに問いかけたTOCは、イヤーモニターを外して客席に耳を傾ける。1万人の歌声を聞いた彼は満足そうな笑顔を浮かべ「超感動」とひと言こぼし、観客との一体感を高めていった。

楽曲に合わせてステージに火柱が上がった「No.109」や、ゲストとして登場したBOXERと息の合った掛け合いを披露した「イバラの道 feat. BOXER」など、5周年記念に相応しい豪華な演出のステージングにオーディエンスは大興奮。またTOCの「一番最初に戻って、みんなで歌える曲を」というMCからスタートしたメジャーデビュー曲「純也と真菜実」では盛大なシンガロングが会場中に響き渡った。

TOC(MC)

TOC(MC)[拡大]

MCではTOCが「実は日本武道館で剣道の試合をしたことがある」といったパーソナルな話題を持ち出し会場の笑いを誘う。さらに「ヒルクライムがどのアーティストとも違う部分、それはオレの存在だよ」と宣言するなど、マイクパフォーマンスでもオーディエンスの熱気を高めていく。ライブ中盤にはDJ KATSUのキーボードをフィーチャーした楽曲「SEA BREEZE -Instrumental-」や、TOCのソロ名義の楽曲「BirthDay」、ヒューマンビートボクサーのHIKAKINやSUN SQRITTの2人とのコラボステージが披露されるなど、緩急のついたステージを展開した。

DJ KATSU(DJ)

DJ KATSU(DJ)[拡大]

TOCは「言葉にならない。本当にうれしいよ」と話し、メジャーデビュー前、デモCDをキャバクラに配っていたなど、新潟で活動していた頃のエピソードを語り始める。彼が「あと3曲だけど、大丈夫だから」と話すと、DJ KATSUはジェスチャーでTOCが段取りを間違えていることを伝える。TOCは「ミスとかがないとライブじゃないよね」「いいライブになった」と言いつつ、オーディエンスに謝罪。残り4曲だったことを伝え「トラヴェルマシン」「大丈夫」「no on」を立て続けに披露した。本編最後の曲「鼓動」では「最高の1日をありがとう」と集まったファンに改めて感謝の気持ちを述べ、演奏終了後、TOCとDJ KATSUは深々とお辞儀をし、ステージを後にした。

アンコールに応えて登場したTOCは「ライブの最長記録を更新中です」と話し、オーディエンスの士気を再び高めると、Twitterでファンから集めた写真をスクリーンに映しながら「MESSAGE BOX」を披露する。さらに「大切な人を思い浮かべながら聴いてください」「武道館で歌えるのを楽しみにしてました」とのMCから、彼らの代表曲の1つ「春夏秋冬」をオーディエンスにプレゼント。楽曲が終わるとTOCは「来年の春、6枚目のアルバムを出します」とオーディエンスに告知し、2015年1月からはヒルクライムがまだ行ったことがない会場を回るツアー「イッタコトナイ。」を開催する旨をオーディエンスに伝えた。「過去にはまったく興味がありません。未来のことしか考えていない」と、TOCとDJ KATSUは今のモードを話すと会場からは歓声や拍手が自然と上がり、場内は幸せな空気に包まれた。この日のラストナンバー「エール」では壮大なシンガロングが巻き起こり、ヒルクライムの武道館公演は大団円を迎えた。

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Hilcrhyme in 日本武道館~Junction~
2014年9月6日 日本武道館 セットリスト

01. リサイタル
02. ルーズリーフ
03. パーソナルCOLOR
04. ジグソーパズル
05. 蛍
06. 光
07. ツボミ
08. FLOWER BLOOM
09. No.109
10. 押韻見聞録
11. イバラの道 feat. BOXER
12. 純也と真菜実
13. Changes
14. My Place
15. 友よ
16. Your Smile
17. SEA BREEZE -Instrumental-
18. BirthDay
19. Lost love song
20. Summer Up feat. HIKAKIN
21. 射程圏内 feat. SUN SQRITT
22. RIDERS HIGH
23. NOISE
24. トラヴェルマシン
25. 大丈夫
26. no one
27. 鼓動
<アンコール>
28. MESSAGE BOX
29. 春夏秋冬
30. エール

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※記事初出時、一部曲名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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ヒルクライム5周年祝い武道館で堂々30曲
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TOCは言葉にならない。本当にうれしいよと話し、デビュー前デモCDをキャバクラに配っていたなど新潟で活動していた頃のエピソードを語り始める

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