華原朋美が「四谷怪談」お岩さんのお墓参りに

「四谷怪談」をモチーフにした映画「喰女 -クイメ-」のイメージソングを華原朋美が担当することが決定。これを受けて本日7月24日、彼女が東京・西巣鴨の妙行寺にあるお岩さんの墓を参拝した。

華原は礼服を身にまとい、妙行寺の一番奥にあるお岩さんの墓に花と線香を供えて、映画のイメージソングを担当することを報告。その後、本堂の前で囲み取材を行い、「こんな素晴らしい映画のイメージソングを務めさせていただいて、引き締まった思いです」と今の気持ちを語った。また彼女は今日のお参りについて「お岩さんのお墓があることを初めて知ったので、びっくりして、ちょっとうれしかったです」と感想を述べていた。

彼女がこの映画のイメージソングとして歌うのは、中森明菜「難破船」、LUNA SEA「ROSIER」という大ヒットソング2曲のカバー。まだレコーディングの最中とのことで、華原はこれらの曲について「『難破船』は加藤登紀子さんと番組でご一緒させていただいたときに歌ったことがあるんですけど、『ROSIER』は歌ったことがなくて。すごく有名な曲だっていうことは知っているので、恥のないように精一杯歌いたいと思います」と話していた。また、これら2曲をレコーディングするときにどんな思いを込めて歌うのかという質問については「愛を強く描いた映画なので、愛について思いながら歌いたいなと思います」と力強く語った。

お岩さんへのイメージについては「お岩さんは好きですよ。貫き通したわけですからね。そういう意味ではものすごく、女性として共感できる方です。やっぱり、最後に許すというのは大事なことだと思いますし」と返答。さらにプライベートの恋愛事情について質問が飛ぶと、彼女は「つい2日前にいい人がいたんですけど、この暑さで『もういいや』って、どうでもよくなりました」と返し、「今は仕事が優先ですね」と歌手活動への意欲を示した。

映画「喰女 -クイメ-」は主演の市川海老蔵が自ら企画に携わり、三池崇史が監督を務めたホラー映画。8月23日より劇場公開される。