昨日4月19日に東京・シネマート六本木で映画「死の実況中継 劇場版」の公開初日舞台挨拶イベントが実施され、主人公の女子大生・中塚歩を演じた能條愛未(
「死の実況中継 劇場版」は、都市伝説をテーマに乃木坂46のメンバーが主演する“最恐都市伝説 ホラー三部作”の第1弾作品。舞台挨拶には能條と小南のほか河内美里、船岡咲、南波翔平、高咲里音といった出演陣と仁同正明監督が駆けつけた。
ホラー映画好きだという能條は今回初めて映画の主演を担った感想を尋ねられると「本当に、本当にドッキリだと思いました。最初映画の話を聞いたときは、周りに小型カメラがないか本当にキョロキョロしちゃったくらい信じられなくて」「ホラー映画は好きだから、自分が出れるんだって思って感動しました」と語った。また撮影時の苦労を聞かれると「主人公は最初ギャルっぽい感じなんですけど、その演技はこだわりました。どうしゃべったらギャルっぽく、やさぐれている感じが伝わるか(笑)」と述べる。これについて仁同監督は「自然だった気がします」と演技に太鼓判を押した。
能條とデートをする場面があったという南波は、「(能條と)2人でアドリブでやっているシーンが実際使われていて。楽しく撮影ができました」と振り返る。またお気に入りの場面については「デートが終わったあと、歩がルンルンで料理をしているシーンがあって」と能條のシーンをピックアップ。これにを聞いた能條は「それを観たときに、こんなにテンションが上がっているんだって自分でびっくりした」と笑顔を見せた。
イベントの終盤には、小南がアコースティックギターを手に「3355411」を弾き語りで披露した。小南は歌唱前、劇中で大きなハサミを持って猛ダッシュする赤い服の女を指して、「赤い服の女の人の走り方がすごい好きで、ずっと観ちゃいました。無駄のない完璧なフォーム……」と独特の視点で映画の見どころを語り観客を沸かせると、「携帯電話のキー入力で“死にたい”となる“3355411”を2乗すると“生きたい生きたい(11224111122411)”になるという都市伝説をモチーフに作りました」と説明して歌唱。弾き語りならではの自由なテンポで感情を込めて楽曲を歌い上げ、観客の喝采を誘っていた。
最後に再び登壇者がスクリーン前に登場。小南は“最恐都市伝説 ホラー三部作”の主題歌をすべて担当することを伝えつつ、「私はインディーズの頃から、自分でわら人形を手作りしていて。それくらいオカルトや都市伝説が大好きなので、自分の歌がその一部になることがうれしい」と小南節を効かせたコメントで観客を笑わせた。そして能條は「作中に『自分の人生は自分で切り開くしかない』ってセリフが2回くらい出てくるんですけど、この言葉が映画のキーワードになっているんじゃないかと思う。私も自分の人生を自分で切り開ける人になりたいです」と語りイベントを締めくくった。
乃木坂46のメンバーが主演を務める“最恐都市伝説 ホラー三部作”は「死の実況中継 劇場版」に続き、5月に中田花奈主演の「デスブログ 劇場版」が、6月に伊藤寧々主演の「杉沢村都市伝説 劇場版」が公開される予定。主題歌はいずれも小南が書き下ろすことが決まっている。
■「死の実況中継 劇場版」予告編
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