モー娘。5作連続1位＆紅白に意欲「今年は強気でいきたい」

モーニング娘。'14が本日4月16日、ニューシングル「時空を超え 宇宙を超え / Password is 0」の発売を記念したミニライブ＆握手会イベントを東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で行った。

本日発売された「時空を超え 宇宙を超え / Password is 0」はモーニング娘。'14にとって通算56枚目のシングル。前作「笑顔の君は太陽さ / 君の代わりは居やしない / What is LOVE?」で4作連続1位というグループ結成以来初の快挙を成し遂げたあととあって、会場には平日の夕方にも関わらず約2000人もの観客が集まった。

ミニライブは最新シングルの表題曲「Password is 0」からスタート。会場はオープニングから、グループの今の勢いを感じさせるような熱い盛り上がりを見せた。1曲歌い終えるとリーダーの道重さゆみが「こんなにたくさん集まっていただいて、本当にありがとうございます。すごい、上のほうまで人がいっぱい！」と挨拶。それからメンバーが1人ひとり自己紹介していった。ここでは工藤遥が左足を怪我していることを明かし、「100％のパフォーマンスはできないんですけど、今自分ができる精一杯のものを見せたいと思います！」と意気込みを口にした。

イベント中には会場に集まったファンにサイン入りポスターが当たる抽選会も実施。ポスターが当たったファンは自身の推しメンに自分の名前を書いてもらったほか、ステージ最前列に用意された特等席でイベントを観覧することができた。

再びミニライブに突入すると、モーニング娘。'14は「One・Two・Three」「What is LOVE?」といったアッパーな人気ナンバーを連発。そして最後に最新シングルからもう1つの表題曲「時空を超え 宇宙を超え」を華麗にパフォーマンスして、約30分にわたるミニライブを終えた。

その後ステージ上で囲み取材が行われ、道重は「平日で皆さんお忙しいと思いますし、4月が始まって新しいことにチャレンジしてる人も多いと思うけど、そんな中こんなに大勢の人が集まって。こんなにもモーニング娘。'14のことを愛してくださってるんだなって実感できてうれしい1日になりました。（客席が盛り上がってる様子を見ると）顔がにやけちゃいますね（笑）」とイベントの感想を吐露。会場に女性ファンが増えていることについても、道重は「同性ファンが増えるのは本当にうれしい。『憧れてます！』と言ってメイクとかファッションを真似してくれる人がいると、すごくうれしい気持ちになります」、飯窪春菜は「女性ファンが増えると男性アイドルになった気分になる。黄色い歓声が聞こえるとすごく新鮮」と感慨深げに語った。

また現在募集が実施されている「モーニング娘。'14＜黄金＞オーディション！」（黄金の読み：ゴールデン）について、オーディションの対象年齢が「2014年4月1日時点で満10歳から17歳までの女性」という話題に触れ、道重は「私がデビューしたのは11年前なので、もしかしたら私がデビューしたあとに生まれた子が入って来るかもしれない」とコメント。記者から「（初代リーダーの）中澤裕子さんのようになるのでは？」と投げかけられると、ほかのメンバーから「でもこんなにカワイイ24歳はいないと思います！」と道重をフォローする声が挙がった。

そして「新メンバーにはどんな子に入ってきてほしいか？」と問われると、生田衣梨奈は「センターに向いてない子に入ってきてほしい。私はいつも立ち位置が後ろなので、私がセンターに立つためには“センターに向いてない子”が入ってもらわないと困るんですよ！」と力説。鈴木香音は「逆に私は自分のライバルがほしい。今私は“NGなしアイドル”としていろんなことに挑戦しようとがんばっていて、そういう状況の中で『私もNGないです』っていう度胸のある子に入ってもらえたら、お互いに高め合うことができるので。まあ体型がふくよかな子が入ってきても、私は負けないと思います（笑）」と、前向きなコメントを寄せた。

さらに新曲のタイトルにちなんで「今後何を超えていきたいか？」と尋ねられると、道重は「私が入った11年前のモーニング娘。の先輩たちを今のモーニング娘。'14で超えてみたい。私がモーニング娘。になろうと思ったときはクラスの女の子みんながなりたがっていたので、今度は私たちが話題になって今の女の子たちがモーニング娘。になりたいと思うようなアイドルになりたい」と回答。そのためには何が必要かと聞かれると、飯窪は「先輩たちみたいな強い個性」、道重は「行くぞ！っていう気合いが大事」と答えた。そして最後に年末のNHK紅白歌合戦出場について質問されると、鞘師里保が「こうやってたくさんの人に応援してもらっていると感じているので、そういう皆さんの期待に応えたいという気持ちもあるし、昨年の紅白歌合戦に出演できなかったという悔しさもある。それをバネにして今は『勝負の年だ！』と言ってがんばっているので、今年こそはと。強気でいきたいと思います！」と力強く宣言して、会見を終えた。