会見にはDJ OZMAのほか、夜王“KING”純一、PANCHOが参加。OZMAは引退の理由をキン肉マンの登場キャラクター・ジェロニモにたとえ、「ステージに立つ人、テレビに出る人は超人だから」とあくまで自分にはその度量はないと語った。
また、OZMAの引退とともにボーカリストとして作品やライブに参加してきた夜王“KING”純一も引退することになった。
さらに、彼がプロデュースを手がけた矢島美容室のシングル「ニホンノミカタ -ネバダカラキマシタ- 」が100万枚売れなかったら、芸能界から身を引くと語っていたが、それは今回の引退の理由ではないことを強調。今後は裏方として音楽活動を続け、引き続き矢島美容室をバックアップしていく予定だ。
そして会見では、DJ OZMAは世襲制であることを明言。来年から二代目DJ OZMAが活躍することも発表された。新たなDJ OZMAに選ばれたのは、フリーの俳優・槙精吾(まきせいご)。初代DJ OZMAが杉並区内のレンタルビデオ店を訪れた際に槙と出会い、その実直さに惹かれ彼を二代目に選んだという。現在はレンタルビデオ店勤務とバーテンダーのアルバイトで生計を立てているという槙だが、来年からは二代目DJ OZMAとして新曲発表やライブツアーを行うことになる。
同時に、夜王“KING”純一の後を継ぐ夜王“PRINCE”純二も紹介。PANCHOはそのまま残留となり、二代目と夜王“PRINCE”純二、PANCHOの3人で表舞台で活動していく。
会見の質疑応答では、因縁のNHK紅白歌合戦についても質問され、OZMAは「最近、非通知でNHKのプロデューサーに電話してます。あれは僕です」「Perfumeやジェロは来年もがんばると思うけど、僕には今年しかないんです」と再出演を懇願。「中学時代は縦社会だったので、土下座は得意のもの。ビックリするくらいにきれいな土下座を見せますよ」と、まだ紅白出演を諦めていないことをアピールした。
会見の最後には、「いつか絶対に会えると信じていた真木よう子さんの結婚をきっかけに、芸能界を去ることになりました。今後は僕が果たせなかった夢を、二代目がかならず叶えてくれると思います」とリップサービス。「DJ OZMAは永遠に不滅です」と語り、壇上を後にした。
なお初代DJ OZMAは今後、12月3日にavex移籍第1弾にして初代OZMA最後のシングル「MASURAO」をリリース。12月13日には引退コンサートとなる「DJ OZMA THE FINAL PARTY "OFFO" -OZMA FOREVER FOREVER OZMA-」を横浜アリーナで行い、大晦日にニューアルバム「I LOVE PARTY PEOPLE 3」とEMI時代のベストアルバム「SINGLE COLLECTION -2006~2008- ~A-side trax~(仮)」を発表する。
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