彼女たちにとって初となるプラネタリウムでのライブは夕方と夜の2部制で開催。サポートドラムを迎えず、打ち込みのトラックをベースにしたアレンジでライブに臨んだ。
キャンドルがゆらめくロマンチックなステージに3人が現れると、内田万里(Vo, Key)は「こんにちは。ふくろうずです」と挨拶し、スペーシーなアレンジの「砂漠の流刑地」からライブをスタートさせる。曲に合わせて天井のスクリーンには天文図や星座のイラストが映しだされ、観客はバンドの演奏とプラネタリウムとのコラボレーションを楽しんだ。その後もピコピコした電子音を盛り込んだ「テレフォン No.1」や、降り続く雨音に石井竜太(G)の繊細なギターを重ねた「通り雨」などライブで定番の楽曲を“プラネタリウム仕様”で彼女たちは演奏した。
ライブの中盤では内田以外のメンバーが一旦退場し、ステージに1人残った内田が1部では弾き語りで新曲「恋わずらいだった」と「ごめんね」、2部ではYeah Yeah Yeahs「Maps」のカバーと「ごめんね」を披露。その後ステージにメンバーが全員揃うと内田からアルバム発売とツアー開催が発表され、会場からは大きな拍手が起こる。ツアーについて内田は「ものすごく出不精なバンドなんですけど、すごいいろんなところを回ります。よかったら観に来てください。また会えるのを楽しみにしています」とうれしそうに話した。
終盤のMCで内田は「今日はせっかくプラネタリウムでライブをやっているのに、後半戦はプラネタリウムの雰囲気をぶち壊すような感じでやりたいと思います」と宣言。そして曲の間に「星に願いを」や「エレクトリカルパレード」など夜にまつわる曲をはさみながら、安西卓丸(B, Vo)がサンプラーを駆使してダンサブルなナンバーを展開していく。その後ハンドマイクに持ち替えた内田はステージを左右に行き来しながら「トゥーファー」と「S・O・S・O・S」をマッシュアップしたナンバーを歌い上げ、「今日は本当にありがとう」とお礼の言葉を述べたあとに、ラストナンバー「だめな人」を熱唱。最後に本日のライブタイトルにもなっている「GINGA GO」が会場に流れ、ふくろうずの3人は仲良く手をつなぎ深々とお辞儀をして会場をあとにした。
ふくろうずワンマンライブ「GINGA GO~ふくろうず宇宙(そら)へ~」セットリスト
01. 砂漠の流刑地
02. カシオペア
03. テレフォン No.1
04. フラッシュバック
05. 通り雨
06. 灰になる
07. スフィンクス
08. サタデーナイト
09. 1部 恋わずらいだった / 2部 Maps(Yeah Yeah Yeahs)(内田弾き語り)
10. ごめんね(内田弾き語り)
11. 心震わせて
12. グッドナイトイズカミング
13. トゥーファー&S・O・S・O・S
14. だめな人
※記事初出時、一部セットリスト表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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