6時間の“神対応”、ファンキー加藤インストアツアー最終日

昨年11月から「原点回帰」と題したショッピングセンターでのインストアライブツアーを続けてきたファンキー加藤が、そのツアーファイナルを2月16日に神奈川・ラゾーナ川崎プラザで実施した。

このツアーは加藤がデビューに向けたソロ活動の第1歩として、今の自分の声をファンへ届けるために行ったもの。彼は丸3カ月で全国23カ所を回り、延べ6万人以上のファンに自分の声を直接届けた。

ラゾーナ川崎では応援してくれているファンに向けて「（解散翌日の）6月3日以降、喪失感と暗闇の中にいました。そんな中、一筋の光が差し込んできました。その正体はあなたでした。そんなあなたに向けたお手紙です」と感謝の言葉を述べてソロデビュー曲「My VOICE」を披露。FUNKY MONKEY BABYSの曲を歌い継いでいくのも自分の役目だと、ファンモンの大ヒット曲「あとひとつ」などを含む全6曲を披露した。

ライブ後にはCD購入者対象の握手会を実施。このツアー中に加藤が握手会で手を握った人数は約3万人にもおよんだが、子供の目線まで腰を落としたり、赤ちゃんを抱き上げたりと彼の振る舞いは「神対応」と呼ばれていた。ラゾーナ川崎プラザでは寒空の中、ライブ後の疲労もものともせず実に6時間を費やして、優しく言葉を交わしつつファンと熱く接していた。

なお、2月12日にリリースされたソロデビューシングル「My VOICE」はオリコンのウィークリーランキングで3位という好調ぶり。これまでファンモンのシングルは「告白」「ヒーロー / 明日へ」「涙 / 夢」「この世界に生まれたわけ」「ありがとう」での4位が最高位だったため、加藤にとって今作のランキングは自身初の快挙となった。