後藤まりこ、個性派バンド従えリキッドで「ｍ＠ｕ」熱演

後藤まりこが昨日1月5日に東京・LIQUIDROOM ebisuにてワンマンライブを行った。

ライブは最新アルバム「ｍ＠ｕ」を携えて開催されたもの。メトロノームの音とアコースティックギターによる「世田谷区桜新町2丁目」がSEとして流れ、曲の終わりとともに主役の後藤がステージに現れた。彼女が「大人の夏休み」からライブをスタートさせると、ステージにバンドメンバーのAxSxE（G）、仲俣“りぼんちゃん”和宏（B）、マシータ（Dr）、坂井キヨヲシ（Key）、中村圭作（Key）が登場。後藤は「わたしとあなた、わたしとあなた、わたしとあなた……あなたとわたし、あなたとわたし、あなたとわたし……が一緒になって『ｍ＠ｕ（まゆ）』になる」と述べ、ラップも聴きどころの「4がつ6日」を歌い上げた。

その後も彼女は「Hey musicさん！」「浮かれちゃって、困っちゃって、やんややんややん」といったアルバムからの新曲を初披露し、オーディエンスを熱狂させていく。「浮かれちゃって、困っちゃって、やんややんややん」の終盤では一旦ステージ脇に消え、ゲストのスガダイロー（Key）を連れて再登場。そして「ｍ＠ｕ」に収録されている「だいろーちゃんとまりこちゃん」を即興を交えながらパフォーマンスした。さらに2人目のゲストである渡辺シュンスケ（Key）も加わり、ステージには4人のキーボーディストが集結。後藤を含め総勢8名によるアルバムの表題曲「ｍ＠ｕ」ではエネルギッシュなセッションが繰り広げられ、ライブのクライマックスにふさわしい盛り上がりを見せた。

なお後藤は1月11日に大阪・Shangri-Laでもニューアルバムの発売を記念したワンマンライブを実施する。チケットは各プレイガイドにて発売中。