スタダ男子勢・EBiDAN集結！公式本記念イベントで5組競演

2013年12月31日 15:16 167 1 音楽ナタリー編集部

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12月29日に東京・ステラボールにて、スターダストプロモーションに所属する男子グループ・EBiDANのイベントライブ「EBiDAN THE LIVE ～飛び出すEBi本 2013～」が開催された。

「EBiDAN THE LIVE ～飛び出すEBi本 2013～」全出演者の集合写真。

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EBiDAN TOKYO 39

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カスタマイZ

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PrizmaX

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DISH//

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超特急

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これは彼らを特集した公式本「EBiDAN」の発売を記念して行われた2部制のイベントで、当日は掲載アーティストであるDISH//、超特急、PrizmaX、研究生に加えこの日に改名を発表したカスタマイZが出演。オープニングアクトを務めた研究生のEBiDAN TOKYO 39は、まずTOKYO MXでオンエア中のレギュラー番組「EBiDAN」内のオーディションで選ばれたグループが「Like a star」を歌い踊り、初々しさを残しつつも堂々としたパフォーマンスを見せつける。2曲目はEBiDAN TOKYO 39全員で、1部は「けもパン世界タイトルマッチ」、2部は「ちゃんばらやばらば」を元気よく演じきった。

舞台上のスクリーンで流れた煽り映像にて新体制をお披露目し、バンド名表記が“カスタマイZ”となったことを公開した彼らのライブはパンクアレンジの「もののけ姫」からスタート。新メンバーのHAMA（Vo）は骨太なバンドアンサンブルに支えられながら激情的な歌声を響かせて観客を圧倒させる。4人はハードなロックサウンドに乗せてHAMAとGORO（Vo, G）がコミカルな歌詞を掛け合うオリジナルの新曲「校門×Crusher」、彼らの1stシングル曲「ハレ晴レユカイ」をプレイして場内を温めた。2部では演奏を終えて挨拶するメンバーの背後で突如VTRが流れ、キングレコードのプロデューサーより「皆さんに指令を出したいと思います。アストロホールを押さえました。皆さんはここでライブをやって、超満員のお客さんを熱狂させてください。それを拝見して今後どうしようか決めていきたいと思います」と告げられる。メジャーデビューを懸けたワンマンライブの決定に、何も知らされていなかったメンバーは抱き合って喜びを分かち合った。GOROはファンに向けて「カスタマイズいろいろありましたが、新メンバーのHAMAを迎えて、新生カスタマイZとしてアニソンでてっぺん取りに行くんで、みんなどうかこれからもよろしくお願いします！」と伝え、温かい拍手を浴びた。

PrizmaXのステージはまず島田翼が1人現れ、フリースタイルのダンスで観客を惹きつける。そこに黒川ティム、森崎ウィン、清水大樹、福本有希が加わり、5人が揃うと「GO!」が始まった。黒川と森崎の美声が会場いっぱいに響き渡る中、彼らは舞台上を動き回りながら客席へ笑顔を贈る。各メンバーのラップが炸裂する「HANDS UP」のあとにはオーディエンスとのコミュニケーションを図り、歓声を受けた森崎は「あー！気持ちいー！うれしい！」と満面の笑みを浮かべた。その後は大人の色気を振りまいた「Mysterious Eyes」、センチメンタルなムードを生み出した新曲「Never」、先日の単独公演のために作られた「Dance number」と続く。直後のMCでは3月12日に3rdシングル（タイトル未定）がリリースされることも明かされた。最後に彼らはキャッチーなパーティチューン「Ready」で場内をハッピーな空気で満たし、続く後輩たちにバトンを渡した。

3番手には1部にDISH//、2部に超特急が登場。DISH//は「踊らにゃソン！Song！」のイントロでおなじみの振りを煽ったり、EBiDAN所属グループの女性ファンを演じてDISH//ファンのMASAKIをほかの3人が蔑むという寸劇を繰り広げたりと、1部と2部で趣向を変えたオープニングで楽しませた。本編では3月発売のニューシングル「FREAK SHOW」を軸にエネルギッシュなライブを展開する。TAKUMIは「もしかしたらダンスは超特急に負けてるかもしれませんが、歌はPrizmaXに負けてるかもしれませんが。DISH//にはどのチームにも勝ってるパワーがあるんです……バカ騒ぎできるのは僕たちだけです！」と宣言して喝采を浴びた。また「TENKOUSEI」では1部はパン食い競争、2部はアメ取り競争が曲中に行われ、アメ取り競争では白い粉の中に隠されたアメを口でつかむべく、4人は顔を粉まみれにしながら奮闘した。To-iが主導した盛大なコール＆レスポンスはさらにライブの勢いに拍車をかけ、大きな盛り上がりの中でDISH//のパフォーマンスは終了。2部ではTo-iがマイクを外し肉声で「今年1年最高でした！来年もよろしくお願いします！」と叫んだ。

超特急はトリを務めた1部のライブを「No.1」から開始する。MCではタカシが単行本「EBiDAN」の撮影秘話を明かすとともに今後の決意表明を口にした。「Snow break」では7人全員が床にバタバタと倒れこむという衝撃的な振り付けで初見の観客を驚かせ、「Shake body」ではダンサー5人が「EBiDAN」内の企画「世界の美女大全」で撮影した写真パネルを顔に当てて踊る場面も。一方2部ではデビューシングル「TRAIN」や最新シングル「Kiss Me Baby」収録曲など新旧織り交ぜたセットリストを用意し、これまでの集大成のようなライブを披露した。コーイチはこの日がライブ納めだということに触れ、「（結成）3年目もいろんな景色を皆さんと見ていきたいと思います！」と語って客席を沸き立たせる。そして「2013年突っ走ってきた最後の曲です」という言葉を添えて「走れ!!!!超特急」を締めに届けた。

すべてのアクトが終わると、出演者全員がステージに勢ぞろい。各グループを代表しての挨拶では、EBiDAN TOKYO 39の吉田仁人は「こんなたくさんのお客さんの前で踊れてすごく楽しかったです、ありがとうございました！」、GOROは「HAMAを迎えた新生カスタマイZとしてステージデビューだったわけですが、僕たちも不安な部分もあったんですけど皆さんが受け入れていくれてすごくうれしかったです」、森崎は「PrizmaXは2014年もっともっと、ここにいるEBiDANメンバーに負けないぐらいパワーアップしていきたいと思いますので、皆さんぜひ応援よろしくお願いします！」、超特急のリョウガは「2014年も全力で突っ走って行きたいと思いますので、超特急およびEBiDANをこれからもよろしくお願いします！」とメッセージを伝える。そしてTAKUMIはラストに「2013年はDISH//がメジャーデビューして、EBiDAN自体もすごく成長した1年だったかなと思います。来年はさらに飛躍して、EBiDANでライブするときはもっと大きな会場でやりたいです。そのときはまたライブに来て騒ぎましょう！」と力強く語り、イベントを大団円に導いた。