本日12月22日、音楽オーディション「POP ICON PROJECT TOKYO」の最終審査が都内で行われた。
「POP ICON PROJECT TOKYO」は今年8月からスタートした、世界に通用する女性アーティストを発掘するオーディション。レディ・ガガを手がけたファッションディレクターとして国際的に知られるニコラ・フォルミケッティがプロデューサーを務め、オーディション合格者によって結成されるガールズユニットは2014年に日本コロムビアからメジャーデビューが予定されている。
約2000人の応募者の中から55名が一次審査を通過し、さらに厳選された13名がこの日の審査に参加。自己アピールや歌唱審査、審査員による質疑応答を経て、安川摩吏紗(やすかわまりさ / 20歳)、辻川奈々実(つじかわななみ / 22歳)、森安眞子(もりやすまこ / 21歳)の3名が見事オーディションに合格した。
審査終了後に行われた囲み会見にはニコラとオーディション合格者3名が出席。3人を選んだ理由について、ニコラは「直感です。歌を1回聴いて『この子だ』って頭の中でパパパッて。考えちゃうと迷うタイプなので、フィーリングで選びました」と説明。続けて「いいハーモニーがある3人なので、これから僕がチューニングしていく。僕はアメリカに住んでいるので、まずは3人をNYかLAに呼んで、修行させたい」と、今後について語った。
またオーディションに合格した3人は現在の心境について、安川は「歌ってるときのことをまったく覚えてないし、今もまだ実感がない。合格したことで新しい未来が見えた気がして、すごく楽しみ」、辻川は「応募したときから絶対に合格すると信じてた。まだフワフワした感じ」、森安は「発表のときが一番緊張した。自分を飛ばして2人が発表されたので終わったと思ってた(笑)。夢みたい」とそれぞれコメント。今後について質問されると安川は「七変化できるようなアーティストになりたい」、辻川は「ジャンルにとらわれない、幅広いアーティストになりたい」と答え、森安は「これからがスタートなので、感謝の気持ちを忘れず、努力を惜しまずにがんばります」と話した。
3人をどのようにデビューさせるかについては、ニコラが「世界を見てると、こないだビヨンセがニューアルバムを突然配信リリースしたようにデジタルがどんどん強くなってる。音楽やファッション含め新しい打ち出し方があると思うので、未来に向けて新しく面白いことをやりたい」と考えを明かす。海外でのレッスンについては「向こうの音楽関係に知り合いが多いので、とりあえず来てもらってダンスや歌のレッスンをしてもらいたい。あとは僕と一緒に買いものをしたり、デザイナーに会ったりして、フィーリングを合わせていけたら。今までこうやって立ち上げから関わったことがないので、これまで僕が勉強してきたことを全部注入していきたい」と展望を伝えた。
気になるデビュー時期については、ニコラは「2014年の中頃から終わり頃を考えてる。でも今は制作からリリースまでのスピードがどんどん早くなってるから、フィーリングさえ合えばすぐに(作品を)出すかも」と回答。さらに「日本だけでなく、アジアやアメリカでも発表できたら」と、海外進出にも前向きであることを明かした。
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- POP ICON PROJECT TOKYO(ポップアイコンプロジェクトトーキョー)
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そういやこんなのやってたっけ。 / 世界標準の女性“POP ICON”オーディションに3名合格 - 音楽ナタリー http://t.co/ETa8gidAmj