本作の主人公は、傲慢な広報マンのトビー。彼はCM撮影のために訪れたスペインで、自身が学生時代に撮ったミゲル・デ・セルバンテスの小説を原作とする映画「ドン・キホーテ」のフィルムを持った女に出会う。動揺したトビーはかつて「ドン・キホーテ」の撮影を行った小さな村を訪れるが、そこで自身の映画がもたらした悲惨な状況を目の当たりにする。トビー役を務めるのは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でカイロ・レンを演じた
「The Man Who Killed Don Quixote」はギリアムが長年温め続けていた悲願の企画。ジョニー・デップやジャン・ロシュフォールをキャストに迎え2000年に撮影を開始したが数々のトラブルに見舞われ、制作中断に追い込まれた。そのてん末はドキュメンタリー映画「ロスト・イン・ラ・マンチャ」で観ることができる。
(情報提供:Indiewire.com / IFA / ゼータ イメージ)
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