映画「
写真家・地引雄一の著書を、監督・田口トモロヲ、脚本・宮藤官九郎によって映画化した本作は、1978年の東京に生きる若者たちから広がったパンクロックのムーブメント“東京ロッカーズ”を題材にした青春譚。峯田和伸(銀杏BOYZ)がバンドのカメラマン兼マネージャーとなるユーイチ(モデルは地引)を演じ、若葉は東京ロッカーズの中心的バンド・TOKAGEのリーダーでボーカルのモモ(モデルはLIZARDのモモヨ)に扮した。
若葉は、田口が初めて映画を監督した2003年公開「アイデン&ティティ」の大ファン。今回は同作にも出演していた峯田や大森南朋、中村獅童との共演となり、「本当に昔バンドを組んでいた人たちみたいに『あのとき、ああだったよね』と話が繰り広げられていて、それに聞き耳を立てたり、隠れて写真を撮ったりしていました。『本物だ』って」と喜びを抑えきれなかったという。
印象的なシーンとして挙げたのは、ユーイチ役の峯田とラジカセの音源を聴きながら会話する場面。「終盤のシーンなのですが、台本上はもっとサラッとしていました。でもしゃべっているうちに、お互いの気持ちが出てきて、エモーショナルなシーンになりました。思いがけない映画の奇跡みたいなシーンになりました」と振り返った。
作品が掲げる「自分の音を鳴らせ」というメッセージについては、「自分らしくいるということは特別なテーマに聞こえるかもしれません。本当は当たり前のことで、自分らしくいていいし、自由になんでもやっていいはず。でも、目に見えない抑圧的な空気が『そうしてはいけない』という呪縛を作っているのではないでしょうか。このメッセージが、2026年には特別なことになっている気がします」と現代の在り方に重ねてコメント。
さらにラストシーンについて「峯田さん、吉岡(里帆)さん、僕の表情が映るシーンでは、トモロヲさんから『自由に生きていいということを全身で表現してほしい』と言われました。青臭いセリフもいっぱいありますが、トモロヲさんは『そういうことを言ってもいいと、観ている人に思ってほしい。これでも食らえ、自由でいいんだ! お前ら!って感じで』とおっしゃっていました」と監督の言葉を明かす。
最後に「(本作は)どんな人でも楽しませる精神性で作られています。あのとき懐かしいよね、こんな時代がよかったねという映画ではありません。何かを始めたい、チャレンジしたい、今の状況を変えたい、息苦しいなという人たちにとっての初期衝動になる映画だと思います」と観客へメッセージを送った。
「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」は、3月27日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。
映画「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」本予告
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かとうひろ @hirokatoh1993
「ストリート・キングダム」
若葉竜也さんの舞台挨拶の撮影をさせていただきました。
色んな媒体で写真を使っていただいています。
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