アニメーション映画「
本作は、日本美術家・日本画家である四宮の長編アニメーション監督デビュー作。立ち退きを迫られる老舗の花火工場を舞台に、幻の花火“シュハリ”と若者たちの未来をめぐる2日間の物語が独自の色彩表現で描かれる。萩原が蒸発した父に代わりシュハリを完成させようとする帯刀敬太郎、古川が幼なじみの式森カオル、入野が敬太郎の兄でカオルの幼なじみ・チッチこと千太郎に声を当てた。
イベント冒頭では、萩原と古川が共同で手がけた花火のイラストが壇上で披露された。SNS企画として制限時間内に描いたという1枚が額装されて登場すると、萩原は「こういう形でお披露目されるとは(笑)」と照れ笑い。古川も「急いで描いたので、こんな額に入れられるとは思っていなくて」と話し、2人で「恥ずかしいですね」と声をそろえる。日本画家でもある四宮が見守る中、入野が「ぜひ厳しい目で」と振ると、四宮は「意外とガチ。本気感が伝わるのがいいですね」とコメント。劇中の花火シーンをまだ観ていない段階で描いたというイラストについて、入野が「下の表現はまさにシュハリのよう」と褒めると、萩原は「狙ってました」と即答するが、入野から「急に嘘つく!(笑)」とツッコまれる。その後、イラストが白い手袋を着けたスタッフによって丁重に運び出されると、萩原は「そんなたいそうなものじゃないんですよ!」と慌てていた。
初めて声優を務めた萩原は、アニメと実写の違いについて聞かれると「共通点は『演じる』ということぐらいしか見つけられませんでした」と語る。「やってみると録り方も台本の書き方も違って。でも声だけで演じたことで、いろいろな可能性を改めて感じたというか、まだまだ表現の仕方があるんじゃないかと思いました」と振り返り、「また機会があれば共通点も見つけられるかもしれません。素敵な経験をさせていただきました」とほほえむ。一方の古川は「画だからこそ実写ではできない動きが体験できました」と述べ、「屋根から降りて猛スピードで敬太郎を追いかけるシーンなど、実際のお芝居でやろうとしても無理なことを、画を見ながら演じるのは新感覚で面白かったです」と振り返った。
入野は萩原・古川の声を聞きながら収録したといい、「お二人がこの作品のリアリティと世界観を作ってくださったので、その中で自分がどう作品の一部になれるかを考えながら演じました」と回想。2人の演技を「キャラクターというより、そこに生きている人の手触りや匂いを感じられました」と称賛し、「演じようとするのではなく、ここに書かれている言葉をただ言おうという感覚を引き出してもらいました」と語った。
何か大事なものを失ったことがある人の共感を呼ぶ本作。それにちなみ「失いたくない必需品」をそれぞれ発表するコーナーも。萩原は「スマートフォン。できるだけ身軽に生活したいので」と答え、「スポーツ観戦が好きなんですが、チケットも電子なのでこれがないと見られない」と熱弁しながらも「なんだこれ?」と自らツッコミを入れる。古川は「ワイヤレスイヤホン」と答え、購入から2日後に片方をなくしたと思い込み探し回ったものの、マフラーに挟まっていたエピソードを披露。「絶対なくしたくない」と力を込めた。
そんな2人に対し、入野は「僕は2人と違って真面目な話になっちゃうんですけど」と切り出し、家の近所の古い家が取り壊され、残っている大きな木も数週間後には切られてしまうと話して「なくなっていくのを見て、自分にとって必要だったんだと気付いた」としんみり。これに萩原と古川が「僕たちも真面目です!」と反論すると、入野は「スマホとイヤホンでしょ。この作品観た!?(笑)」とツッコみ会場の笑いを誘う。続いて四宮も必需品を尋ねられると「実は今日遅刻してしまいまして……やっぱりスマホ大事ですね」と苦笑。入野は「(日本画家らしく)『筆です!』と言うと思ったのに」と笑い、「まさかの1対3ですか」と嘆いた。
「花緑青が明ける日に」は全国で上映中。
とも @t1o7m5o6
ベルリン組に琴音ちゃんも並んで、ピース全てがハマったように美しい4人✨
入野さんとの掛け合い楽しそ🤭見たかったな
#花緑青の明ける日に
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