10代夏フェス「閃光ライオット」お台場に1万人集結

8月8日、東京ビッグサイト西棟屋上特設ステージで10代限定の無料フェスティバル「閃光ライオット」が開催された。

TOKYO FMの人気番組「SCHOOL OF LOCK!」とSony Music、KDDIのコラボレーションで行われた「閃光ライオット」。この日は全国での予選を勝ち抜いてきた14組の10代ミュージシャンが出演し、朝11時30分から18時にわたって野外フェス形式で熱いステージを展開。会場には10000人を超える番組リスナーが集結し、同世代のパワフルなパフォーマンスに声援を送った。

この日はBEAT CRUSADERS、flumpoolがゲストライブを披露。昨年の「閃光ライオット」でグランプリを受賞したGalileo Galileiもオープニングアクトとして出演した。また特別審査員としてビークルのほかBase Ball Bearの小出祐介と関根史織も参加し、14組のライブに熱い視線を注いだ。

グランプリに輝いたのは栃木県出身の4人組メロディックパンクバンド、SHIT HAPPENING。優勝賞金100万円を贈られた彼らは「最高です。優勝もうれしいが、こんな最高の舞台でもう一度、優勝凱旋ライブをできることが最高にうれしい。うれしいというのはこのことを言うのだろう」と語り、喜びを爆発させた。

特別審査員のビークルは「等身大の世界観があった。それがお客さんとの一体感を生み出したと思う」「Hi-STANDARDとELLEGARDENを同時に聴けるうらやましい世代。彼らはこれに加えて新しい何かを取り入れていくだろう。将来が楽しみなバンドだと思う」、Base Ball Bearの2人も「若くてはじけている。熱気もすごかった。勢いもあり、パワーもあり、（優勝は）なるほどなと思った」と絶賛。圧倒的な支持を受けての優勝となった。準優勝にはこちらもリスナーの支持を多く受けた福岡県出身の4人組バンド、CHEESE CAKEが選ばれた。

この日のライブの模様は8月10日～12日に放送の「SCHOOL OF LOCK!」番組内、および9月22日にMUSIC ON!TVで放送の「ROAD TO 閃光ライオット 2009 Special」にてオンエアされる。