100s寺子屋で中村一義&池ちゃんが新曲特別公開

100sのメンバーが出演するイベント「100s寺子屋」が、10月12日に開催された。これは100sのファンクラブ会員を対象としたトークイベント。葛飾柴又の帝釈天題経寺という一風変わった会場に、抽選で選ばれた約100名のファンが集まった。

「カールの封を一回開けて、洗濯ばさみでとめて、冷蔵庫でキンキンに冷やして食うと美味い」「美味いよねえ。ビールにあう」「うすあじカールがいちばんいい」といった暮らしの豆知識も披露。

「カールの封を一回開けて、洗濯ばさみでとめて、冷蔵庫でキンキンに冷やして食うと美味い」「美味いよねえ。ビールにあう」「うすあじカールがいちばんいい」といった暮らしの豆知識も披露。

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この日の出演者は中村一義と池田貴史の2名。中村は「人前に出るの今年初めてですよ」と話しつつ、現在新作を制作中であることを明らかにした。

今回の新作のテーマは「原風景」。中村は自分が育った地元の商店街の名前をキーワードとし、「自分を育ててくれた場所への感謝を表現したい」「懐かしさもあり、新しさもあり、商店街から世界を見るイメージです」と語った。

レコーディングの現場については「ずっとレコーディングしてますね。昼から始めて明け方まで。メシ以外は休憩しないからね。あれなんだろう、忘れちゃうのかね。楽しんでやってるから休憩必要ないんだよ」(池田)「外行けなくて苦しくなってきて野鳥が出てくるDVDを見ながらごはん食べてましたね」(中村)というほど、早くも白熱している様子。

そしてイベント後半では「100sアンソロジー」と題した嬉しいサプライズも。池田貴史が中村一義の家の倉庫をあさって発掘したという昔のデモ音源を持参し、恥ずかしがる中村を前に3曲のデモ音源が公開された。「そうさ世界は」のデモは、初めてバンドであわせたときの音源で、歌詞はなく、勢いが感じられる仕上がり。「1.2.3」も歌詞はないが完成形にほぼ近い内容で、中村は曲ができた瞬間嬉しくてたまらなかったと語る。そして「永遠なるもの」はギター弾き語りでの音源。曲を固めるために5時間くらい歌い、この日披露されたデモは60回目くらいのテイクだったという。「これを歌い終わったあとに“状況部屋”の外から拍手が聞こえたんですけど、窓を開けたら誰もいなかった」(中村)という不思議なエピソードも披露された。

そして最後は現在レコーディング中の新曲(リリース未定)を特別に1曲だけ公開。集まったファンは貴重な音源にじっくりと聴き入っていた。

このトークイベント「100s寺子屋」は全5回を予定。ファンクラブ会員は今後のアナウンスを楽しみにしておこう。

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