TRF20周年ツアーラスト、小室哲哉サプライズ登場に涙

TRFが、デビュー20周年を記念したツアー「TRF 20TH Anniversary Tour supported by "exabody"」の最終公演を4月20日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて開催した。

彼らにとって約5年ぶりの全国ツアーとなった今回は、全5カ所6公演で約1万4000人を動員。アニバーサリーを彩るツアーにふさわしく、「survival dAnce ～no no cry more～」などのミリオンセラー楽曲からニューアルバム「WATCH THE MUSIC」収録の新曲まで幅広い選曲でオーディエンスを魅了した。SAMはMCにて「20年目を迎えられて本当にうれしい」と口にし、長い間応援してくれているファンへ感謝の気持ちを伝えた。

またこの日は、TRFのデビューからプロデューサーとして活動を共にしてきた小室哲哉がサプライズで登壇し、20周年のお祝いとしてメンバーに花束を手渡す一幕も。TRFの5人を前に、小室は「モチベーションという言葉を日本で初めて使ったのはTRF。そのモチベーションを20年間保ち続け、歌い続けてくれた5人に感謝しています」と温かい言葉を送る。これに対し、YU-KIは「ありがとうございます」と涙ながらに応え、場内は大きな感動に包まれた。

なおTRFは昨年11月から5カ月の間に、20周年記念ベストアルバム、小室哲哉プロデュースのオリジナルミニアルバム、豪華アーティストが参加したトリビュート盤など、アルバム5タイトルをリリースし精力的に活動中。また、彼らのエクササイズDVD「TRF イージー・ドゥ・ダンササイズ」も通算4作あわせてミリオンセラーを突破している。