布袋寅泰、試聴会で近況報告「みんなの自慢でありたい」

昨日1月31日、布袋寅泰が東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにてニューアルバム「COME RAIN COME SHINE」の先行試聴会およびトークライブを開催した。

イベントでは先に試聴会が行われ、アルバムから計5曲がフルサイズで流された。抽選で選ばれた200人のファンは大音量で流れる新曲に聴き入り、最新の布袋サウンドを堪能。1曲終わるたびに拍手が起こり、場内は興奮した空気に包まれた。

試聴会が終わったあとはトークセッションがスタート。大きな拍手と歓声に迎えられた布袋は、MCのクリス・ペプラーとともにロンドンについてのトークを繰り広げる。ここでは家族や愛犬・ルーリーとの楽しげな生活ぶりをはじめ、布袋がデヴィッド・ボウイやマーク・ボランに魅了されてギターに目覚めたエピソードなどイギリスの音楽の魅力についても語られた。

また布袋はニューアルバムについても言及し、「30年経って原点回帰できた。自分の中にあるものが素直に出てきた。今回はほとんど布袋モデルのギターで作ったんですよね。長年のファンの人には懐かしい響きもあると思います」と新鮮な気持ちでレコーディングに臨めたことを告白。貴重なエピソードの数々にファンは真剣に耳を傾けていた。

さらにイベントの終盤には、2月1日に誕生日を迎える布袋へのバースデーサプライズが行われた。「HAPPY BIRTHDAY」が流れる中で、「COME RAIN COME SHINE」のジャケットが描かれたケーキが登場すると、その出来映えに布袋も驚きの表情で「すごいねこれ。食べられるんですか？」とコメントした。

その後布袋は、自身をモチーフにした2階建てのロンドンバスが昨日1月31日より都内を走っていることについて触れ「いいアルバムなので1人でも多くの方に聴いていただきたい。宣伝活動がんばります！」とアピール。さらにファンに向けて「日本を離れてみると気付くことってたくさんあって。ロンドンにいて日本が懐かしくなるのは、日本食とかじゃなくてみんなのことなんです。でもホームタウンが2つあるのはとてもうれしいこと」としみじみと語る。そして「このあと日本でもツアーが行われますが、ロンドンのライブハウスでもやってみたい。4、5年後にはワールドツアーも回りたいし。いつかロイヤルアルバートホールでもライブをしてみたいですね。新しい布袋寅泰を作るのが僕の使命だと思うから。最新の布袋が最高の布袋であれるように。みんなの自慢のアーティストでありたい。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします」と笑顔で述べた。