「ZEUS」は、稲妻のような刺激的な味わいのガムで、ギリシャ神話の主神である全能の神・ゼウスから名付けられた商品。電気グルーヴの新曲「SHAMEFUL」はこのCMのために書き下ろされた楽曲で、ハードなビートのテクノナンバー。昨日3月25日にお台場で開催された「StarFes」でいち早く披露され、観客の熱狂を呼んだ楽曲だ。また、このガムを象徴するものとして、雷鳴のような効果音も取り入れられている。
本日3月26日には、東京・渋谷にて「ZEUS」の新発売を記念したメディアアートイベントが開催された。これは、「ZEUS」のテレビCMで電気の2人が、あごに電極を装着しガムを噛む際の筋肉の微弱電流を感知することで音楽をスクラッチさせながら雷を落とす“Chewing VJ”に扮していることから実現した企画。あわせて、石野卓球&ピエール瀧に加え、CMの監督を担当した関和亮が登壇したトークセッションも行われた。
イベントは、まず冒頭にCMが流され、続いてトークセッションに。MC担当者にCM出演への感想を訊かれると、瀧が「噛むと電流が流れるので楽しんでやらせていただきました」とコメント。「ご自身は電流が流れるような感覚はなかったんですか?」との質問には「自分はビリビリしません、ノービリビリです」と返答した。また卓球は「最初(CM出演の)話を受けたときはガムを噛むバイトだと思ったんですけれど、実際やってみたらいろいろスキルが必要で」と告白。瀧曰く、16分音符の拍でガムを噛んでいくのがたいへんだったとのことで、関監督は「自分ができなかったのに」2人に無茶ぶりをしたというエピソードを明かしていた。
CMの撮影は、観客を招いたライブ形式で行われた。これについて瀧は「前日から雨がずっと降ってまして、環境としてはわりと過酷なほうだったんですけど、来てくれたお客さんたちが非常にノリのいい人たちで」と感想を吐露。卓球も「盛り上がってる感じになってよかったと思います。実際は15秒の曲が何度も何度も流れるんで、そんなに盛り上がってるわけじゃなかったと思うんですけど(笑)」と笑いながら話した。また、約2年半ぶりとなる新曲について質問されると、卓球は「(楽曲に使うために)雷の音をいくつかいただいたんですけど、こんなに雷のことばっかり考えたのは初めてでした」と制作秘話を披露。さらに仕上がりは「全くためにならない歌詞とエレクトロビートが絡み合う、アシッドな曲」と説明した。
そしてイベントの最後には、渋谷PARCOパート1の外壁に、CM同様稲光をイメージしたメディアアートの投影を実演。「SHAMEFUL」が爆音で流れる中、卓球と瀧がガムを噛む動作に合わせ稲光が走ると、周囲から歓声が上がっていた。
「ZEUS<サンダースパーク>」は明日3月27日に全国一斉発売。同日から電気グルーヴが出演するCM「サンダー、降臨。」編も全国でオンエアされる。なおCMは関和亮が監督を務めたほか、真鍋大度+石橋素がテクニカルディレクターとして、伊賀大介がスタイリストとして参加している。ファンはこぞってオンエアをチェックしてみよう。
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