坂本龍一×権藤知彦が3月11日に捧げる「Requiem」配信

坂本龍一と平野友康が発起人を務める被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」にて、坂本龍一が昨日3月11日にこの日のために書き下ろしたた楽曲「Requiem」を配信した。

この楽曲は、pupaやanonymassのメンバーでもありYellow Magic Orchestraのライブサポートメンバーとしても活躍している権藤知彦をフィーチャーして制作されたもの。坂本のピアノと権藤のユーフォニアムが美しく絡み合う、厳かな楽曲に仕上がっている。

kizunaworld.orgは「個人の力でできる限りのことをする」というコンセプトで、賛同してくれるアーティストたちの作品を国内外から広く集め提供することで作品の寄付を募り、被災地への支援を続けようというプロジェクト。集まった寄付金は決済手数料を除く全額が、「医療」「子供」「食料」「住宅」「エネルギー」の5テーマの中から被災地で「今必要な支援」を考慮して、状況に応じ支援先団体を随時検討しながら寄付される。今回の「Requiem」は1口1000円以上を寄付することでダウンロードすることができる。

坂本龍一コメント

311から1年、あらためて哀悼を表すとともに、残された者に寄り添えるように。

権藤知彦コメント

思う気持ちは皆同じです。出来ることをして共に生きていくことです。この曲に参加させていただいた事に深く感謝いたします。

■ #18 - Requiem