DCPRGが名門レーベルから初のメジャー流通作品リリース

DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENがジャズの名門レーベル・インパルスより、結成12年目にして初のメジャー作品となるライブアルバム「Alter War in Tokyo」を9月21日にリリースすることが決定した。

TBSラジオで昨晩放送された菊地成孔のレギュラー番組「菊地成孔の粋な夜電波」にて、本人の口からリリースが発表されたこのアルバム。内容は6月6日に東京LIQUIDROOM ebisuで行われたDCPRGのライブ「ALTER WAR & POLYPHONIC PEACE」を録音したもので、アート・リンゼイがゲスト参加した熱狂のステージが2枚のCDに収められる。

本作の発売元であるインパルスは、1961年に設立され今年で50周年を迎えたアメリカに本拠地を置くジャズの老舗レーベル。かつてはジョン・コルトレーン、アルバート・アイラー、キース・ジャレットなどが在籍していた。近年は新作のリリースは数えるほどしか行っていなかったが、「レーベルのポリシーである『THE NEW WAVE JAZZ IS ON IMPULSE!（ジャズの新しい波）』にふさわしいバンド」という日本側からの申し出が認められ、同レーベル初の日本人バンドとしてDCPRGのアイテムがリリースされることになった。

菊地成孔はこれについて「いきなりインパルス！から、と言われても、オールドファンに叱られそうだなというのが正直な感想なのですが（笑）、日本のジャズ界が一種のガラパゴス化を起こしており、異形といわず正統といわず、大変な才能が多数存在する、その事実を世界に知らしめるという大役の一翼でも担えるとあらば、非常に光栄なことです。がんばります。今までと同じように」と話している。

またDCPRGが今週末、「FUJI ROCK FESTIVAL '11」出演翌日の7月31日に急遽LIQUIDROOM ebisuでワンマンライブ「GAP（GOLDEN AFTER PLAY）」を開催することが決定。アルバム発売に先駆けて彼らの怒濤のグルーヴを体験してみよう。

GAP（GOLDEN AFTER PLAY）

2011年7月31日（日） 東京都 LIQUIDROOM ebisu
＜出演者＞
DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN