BOOM BOOM SATELLITES初のアリーナ公演に6500人熱狂

BOOM BOOM SATELLITESの全国ツアー「JAPAN TOUR 2010 2nd STAGE」のファイナル公演が10月2日、千葉・幕張イベントホールで行われた。

福岡、宮城、愛知、大阪、千葉の5会場で行われた今回のツアー。ファイナルの幕張公演には6500人もの観客が集まり、BOOM BOOM SATELLITES初の単独アリーナライブを堪能した。

ライブは最新アルバム「TO THE LOVELESS」のオープニングナンバー「BACK ON MY FEET」からスタート。ステージ後方には同曲のビデオクリップを使用した映像が映し出され、ダンサブルでスペーシーなサウンドと融合し独特な世界観が作り上げられた。

ライブ中盤、インスト曲「TO THE LOVELESS」を経て演奏された「STAY」では、ステージ前方に薄い幕が下ろされ、そこに映像を上映。万華鏡を彷彿とさせる映像とBOOM BOOM SATELLITESによるエモーショナルなサウンドに、多くの観客が惹きつけられた。

ライブ後半には、ステージの一角が客席前方に移動。アリーナにいる観客により近づく形で、バンドは「FOGBOUND」「RISE AND FALL」「EASY ACTION」といったアッパーな楽曲を連発。人気ナンバー「KICK IT OUT」では、フロアの観客がこの日最高の盛り上がりをみせ、最高潮のうちにライブ本編が終了した。

アンコール時のMCでは、メンバーの川島道行（Vo,G）が「今回のツアーは学ぶべきことが多かったので、次の作品につながると思います」とコメント。2度のアンコールで4曲を披露し、約2時間にわたる熱いライブは終了した。

なお、このファイナル公演の模様が収められたライブ写真を自分でセレクトして、オリジナル写真集が作れる企画も後日スタート。詳細はオフィシャルサイトで発表されるので、ライブの興奮を追体験したい人は楽しみにしておこう。

また、BOOM BOOM SATELLITESは10月10日より全米ツアーを実施。合わせて、大ヒット映画「ソウ」シリーズの最新作「ソウ ザ・ファイナル 3D」のサウンドトラックに、「WHAT GOES ROUND COMES AROUND」を提供したことも明らかになった。こちらのサウンドトラック盤は10月26日に海外リリースとなる。

BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2010 2nd STAGE -Final-
2010年10月2日（土）幕張イベントホール セットリスト

01. BACK ON MY FEET
02. MORNING AFTER
03. MOMENT I COUNT
04. DRAIN
05. UNDERTAKER
06. TO THE LOVELESS
07. STAY
08. FOGBOUND
09. RISE AND FALL
10. EASY ACTION
11. KICK IT OUT

EN1. LOCK ME OUT
EN2. DIVE FOR YOU
EN3. DIG THE NEW BREED

W.EN. DRESS LIKE AN ANGEL

※記事初出時、ライブが行われた日付に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。