安藤裕子、2年半ぶりアルバムは初の複数アレンジャー参加作

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安藤裕子が2年4カ月ぶりのニューアルバム「JAPANESE POP」を9月8日にリリースすることが明らかになった。

透明感のある柔らかなイメージを持つ安藤裕子だが、新しいアーティスト写真では33歳という等身大の女性の魅力を垣間見せ、妖艶な雰囲気すら漂わせている。

透明感のある柔らかなイメージを持つ安藤裕子だが、新しいアーティスト写真では33歳という等身大の女性の魅力を垣間見せ、妖艶な雰囲気すら漂わせている。

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通算5枚目のアルバムとなる本作は、初めて複数のアレンジャーを起用し制作。過去作品も多く手がけている山本隆二はもちろん、宮川弾、ベニー・シングスといったアーティストもプロデュースを担当している。

アルバムに収録されるのは、デビュー前の20代前半に作られた初期曲「私は雨の日の夕暮れみたいだ」から、昨年亡くなった幼なじみの母親を思って書いた曲 「歩く」まで、長い年月にわたって作られた楽曲の数々。シンガーソングライターとしての彼女の変遷を聴くことができる、初々しくみずみずしい内容に仕上がっている。

このほか、彼女自身が出演しているサッポロ「ゲロルシュタイナー」のCMソング「問うてる」や、ニンテンドーDSソフト「レイトン教授と魔神の笛」エンディングテーマ「Paxmaveiti ラフマベティ -君が僕にくれたもの-」も収録。アルバム発売後にはバンドツアー「LIVE 2010 "JAPANESE POP"」の開催も決定してる。

安藤裕子からの手紙

お元気ですか?
わたしは日々いろいろ。
なんとかやってます。

夏の終わり、秋の始まり、久しぶりに作品を世に出したいと思っています。
クロニクルを作っている頃、私は常に終わりを思っていたと皆に語った。
終わりの波は恐怖でもあったけど、それは常に喜びも私の元に届けてくれました。

私はここから何かを始めるんだ。
終わりの後に来る始まりを教えてくれた作品だったと思うのです。

あれから2年以上の時間も過ぎたけど、私はずっと曲を作っていたよ。
色んな出逢いもありました。色んな事を知りました。
音楽を初めて13年。

ようやく目を見て好きだと言えるようになったんだ。
だから無理強いはしたくない。
あるがまま、側に居れたら良いことだろう。
そう思う。

今回のアルバムに私が思うこと。
恒に流るる日々の中、たまに貴方の手を取ろう。
人は流れて散散に、されど貴方の名を呼ぼう。

そんな感じの事だろか?
鷲掴みにはできないんだ、性格上ね。

音楽っていいものだよ。
どんな貴方だって受け止める。どんな貴方だって赦すんだ。

激動の世の中。
緩やかな日向があったっていいんだろう?
皆が走れるわけじゃない。

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