韓国新人バンドCNBLUE、1stレコ発はクアトロ満員
2010年3月22日 20:35 2
韓国出身の4人組バンド・CNBLUEが1stフルアルバム「ThankU」をリリース。このCDの発売を記念したライブ「CNBLUE 1st Album Release Live -ThankU-」が、3月20日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて開催された。
CNBLUEは、ヨンファ(Vo,G)、ジョンヒョン(G,Vo)、ジョンシン(B)、ミンヒョク(Dr)からなる平均年齢19歳の4ピースバンド。彼らはバンドとしての経験を積む武者修行の目的で2009年に来日。同年に2枚のミニアルバムをリリースし、今年1月には母国・韓国でのデビューも果たした。今回リリースされた1stフルアルバム「ThankU」には、過去2枚のミニアルバムの楽曲と新曲2曲が収録されている。
当日、超満員となったクアトロのステージに登場したCNBLUEの4人は、割れんばかりの大歓声で迎えられた。ライブはアルバムの曲順どおり「intro」から始まり、軽快なポップチューン「Let's Go Crazy」、ジョンシンのラップから始まる「Love Revolution」と続いていく。
4曲目の「Wanna be Like U」を終えたところで、ヨンファが挨拶の言葉を口にする。「こんばんは。CNBLUEです。来てくれて本当にありがとうございます。最後まで盛り上がりましょう!」と流暢な日本語で会場に呼びかけると、爽やかなロックナンバー「Never too late」をプレイ。ジョンヒョンがメインボーカルを取るこの曲では、彼の渾身のギターソロでフロアも絶頂の盛り上がりをみせる。そして次の「Now or Never」に続いて披露されたのは、全編日本語詞の「voice」。疾走感あふれる曲の世界観に合わせてファンも手を振って応える。しかしこの後の「Just Please」では一転、歪んだ重厚なサウンドを響かせ、彼らはそのディープな一面を見せつけた。
次の曲は、韓国でのデビューミニアルバムに収録されている「ひとりぼっち」。メンバーの呼びかけに応え、日本初披露のナンバーにもかかわらず会場は息の合った大合唱に包まれた。そしてここからは、彼らの音楽に影響を与えた2曲の洋楽カバーを披露。ヨンファのアカペラから始まったBLACK EYED PEASの「Let's Get It Started」に続き、MAROON 5の「Harder To Breathe」ではストイックな演奏で場内を魅了した。
圧巻のカバーを聴かせた後はストレートに愛を歌ったラブソング「Y,Why…」を披露。ヨンファの美しいファルセットから低音ラップまで堪能できるこの曲に、会場の誰もが聴き入っていた。次にジョンヒョンがメインボーカルをとるアコースティックナンバー「Teardrops in the rain」を挟み、早くもライブ本編最後の曲「One of a kind」へ。ジョンシンは「久しぶりに日本に来て皆さんに会えて、最高の時間になりました。皆さんのおかげでまた次のライブも決まったので、パワーアップして戻ってきます」と力強く宣言した。
ライブ本編が終わった後も、まだまだ満足しないファンたちの熱いアンコールに応えて、再び4人がステージに登場。ここでは、先ほど披露した「ひとりぼっち」にロックンロールの要素を取り入れた別バージョンなど、立て続けに3曲を届けた。そして最後にはアルバムでもラストの曲として収録されている「a.ri.ga.tou.」を演奏。会場全体がハートウォーミングな雰囲気に包まれ、4人が「また会いましょう!」とステージを去るまで、その想いをしっかり受け止めたファンは最後まで彼らに手を振り続けた。
なお、CNBLUEは今回のライブのチケット完売を受けて、4月16日にアンコール公演「CNBLUE 1st Album Release Live Encore -Special Thanks-」をLIQUIDROOM ebisuで開催する。着実に動員を増やし躍進を続ける彼らから、今後も目が離せそうにない。
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- CNBLUE
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Jun☆Time @Juuun_time515
2010.3.20 ThankU Released💿
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