轟音ギターと甘いメロディが特徴的な、90年代初頭に誕生した音楽ジャンル、シューゲイザーのガイドブック「シューゲイザー・ディスク・ガイド」が3月5日に発売される。
今もなお多くのアーティストに影響を与え、近年ではポストロックやエレクトロニカ、クラブミュージックとの交流から「ニューゲイザー」と呼ばれる新世代も登場しているシューゲイザー。本著では「シューゲイザーのオリジネイターたち」「シューゲイザーのルーツ」「ジャパニーズ・シューゲイザー」「シューゲイザーの遺伝子」などに分類された500枚を越えるディスクレビューで、このジャンルの過去・現在・未来を見渡せるようにしている。
さらにシューゲイザーの代表的なバンドであるMY BLOODY VALENTINEについて、完全ディスコグラフィーやライブ史、機材の仕組み、轟音の出し方、ビリンダ・ブッチャーが語る名作「Loveless」制作秘話、エンジニアのマイケル・ブレナンによる解説インタビューなども掲載。シューゲイザーをキーワードに独自の視点でさまざまなジャンルの音楽が紹介されており、ロックリスナー必読の1冊といえそうだ。
この本の発売を記念して、東京・六本木SUPER DELUXEにて「SHOEGAZER DISC GUIDE Release Party」が4月9日に開催されることも決定。2008年に活動再開したシューゲイザーバンドCHAPTERHOUSEや、ネオシューゲイザーとも称されるエレクトロニカアーティストULRICH SCHNAUSSの来日公演が行われるほか、luminous orange、aus、CAUCUSといった国内アーティストも出演する。
関連商品
リンク
- 「シューゲイザー・ディスク・ガイド」黒田隆憲 - 書籍 - ブルース・インターアクションズ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
夏風RORO @72_mujika
@oganyan2 うん、ラブレスはもうテーマソングだね笑 RIDEやChapterhouseも好きだけど、マイブラとはちょっとタイプ違うかも?この本おすすめですよ~。 http://t.co/fAl74docEi