シシド・カフカ＆古舘佑太郎が朝ドラ「ひよっこ」の新たな仲間に、東京編に登場

NHKで放送中の連続テレビ小説「ひよっこ」の追加キャスト発表会が本日4月26日に東京・渋谷の同局で行われ、シシド・カフカ、古舘佑太郎（The SALOVERS）、島崎遥香らが新たに作品に参加することが明らかになった。

今回発表になったのは、有村架純演じるヒロイン・谷田部みね子が暮らすことになる東京・赤坂で出会う人々。シシドはみね子が住むアパート「あかね荘」の1階に居住する会社員の久坂早苗を、古舘は「あかね坂商店街」の和菓子屋「柏木堂」の一人息子で、甘いものが大嫌いな柏木ヤスハルを演じる。また島崎は、みね子の再就職先である洋食屋「すずふり亭」の料理長・牧野省吾（佐々木蔵之介）の娘・由香を演じることに。3人とも、連続テレビ小説への出演は今回が初めてのこととなる。

会見にはシシド、島崎に加え竹内涼真、浅香航大、岡山天音、三宅裕司、生田智子、白石美帆と主演の有村が出席した。出演に際しての思いを聞かれると、シシドは「まさか私がNHKの朝ドラに出演できるなんて考えたこともなかったので、光栄ですしうれしく思っています。久坂早苗という役は私自身難しく感じることもあるのですが、このストーリーのいい歯車になれるよう、楽しみながら演じていきたいと思います」とコメント。島崎は「私は跳ねっ返りな女の子の役で、最初からみね子ちゃんにすごい嫌味を言ったりするんですが……根はいい子なので、どうか最後まで温かい目で観ていただけたらと思います」と報道陣に向けて訴えた。

「役作りで意識しているところは？」と記者から質問が飛ぶと、シシドは「これまで私は『とりあえずメンチ切っておいてください』って言われるような女性の役ばかりだったのですが……」と笑いを誘い「今回の早苗も気は強いけれど、にじみ出るような優しさとか、うまく思いを伝えられないもどかしさのような細かいところを大切に演じていきたいと思っています」と思いを明かす。新たに作品の仲間に加わるキャストの言葉を笑顔で聞いていた有村は「みね子は出会いと別れを繰り返す中で、恋愛をしたりだとか……（失踪した）父ちゃんのことについても、真実が見えてくると思います。私もどうなるかはまだわからないので、また新しい皆さんと『ひよっこ』というお話を作っていけたらなと思います」と意気込みを新たにしていた。