エビ中の360°アイドル星名美怜、センターステージで見せた19歳の表情

11月2日に19歳の誕生日を迎えた私立恵比寿中学の星名美怜が、昨日11月4日に東京・ステラボールでソロライブ「MIREITOPIA」を開催した。

エビ中メンバー8人がそれぞれ誕生日の前後に行っている、セルフプロデュースの生誕ソロ企画。第5弾となった今回は星名の「みんなの近くに行きたい」という希望から会場中央にセンターステージが設置された。開演時刻になると、星名は「みんなどっち向いてんの！ こっちにいるからねー！」と客席下手後方から登場し、スタッフが押す台車に押されながらフロアをかき分けセンターステージへ。そして松浦亜弥のカバー「桃色片想い」からライブをスタートさせると、場内はピンクのペンライトで染め上げられた。

メインステージへと移動した星名は、続けてエビ中のナンバー「ハイタテキ！」を1人でパフォーマンス。「皆さん、MIREITOPIAへようこそー！」と、“みれりーず”（星名ファンの総称）に向けて元気に挨拶した。その後ステージ上にマイクスタンドが運ばれ、星名はエビ中を“転校”した瑞季、鈴木裕乃とのユニット・フリンデルガールの唯一の楽曲「神さまの言うとおり」をソロで歌う。続くエビ中ナンバー「踊るガリ勉中学生」のあとは、みれりーずを交えてのゲームコーナー「星名と対決 どっちがなんでもできるでしょう」へ。星名はチケット番号が書かれたクジを引いて当選者を舞台へ呼び込み、1対1で「ピンポン球競争」「フラフープ対決」「利き水対決」「にらめっこ対決」といったゲームで対決。勝ったみれりーずにはステージ上で星名と撮るツーショット写真がプレゼントされた。

幕間には11月2日に発売された星名のソロ写真集「MIREITOPIA」のオフショットを含むスライドが上映され、映像が終わると星名は黒で統一したクールな衣装で再登場。大ファンだというアリアナ・グランデとのツーショット写真をバックに、アリアナのヒット曲「Break free」を熱唱し、いつもの笑顔とは異なる凛とした表情を見せる。さらにエビ中のロックナンバー「キャンディロッガー」もクールに歌い上げ、事務所の先輩である柴咲コウのカバー「ラバソー ～lover soul～」へとつなげた。「大人と子供の狭間」である19歳の自分を表現したかったという星名は最後に、ずっとやってみたかった挑戦として、アコースティックギターの弾き語りを披露。miwaの「ヒカリへ」を自身のギター演奏のみで歌い上げると、みれりーずからは温かい歓声と拍手が送られた。

アンコールを受けた星名は、エビ中ナンバー「春休みモラトリアム中学生」で勢いよくセンターステージに飛び出し、JUJUの楽曲でFlowerも歌ったバラードソング「やさしさで溢れるように」を熱唱。そして「ライブは二度と同じ歌やパフォーマンスはできないし、同じ人たちがそろうことはないから、声援の大きさや勢いも絶対同じにはならない。そんなライブが私は大好きです。皆さんが来てくれないとライブはできないし、みんないろんな思いがあるのにこうして集まってくださっていることは、本当に感謝しなくちゃいけないことだなと思います。皆さん本当にありがとうございます」と涙ながらにエビ中ファミリー（エビ中ファンの総称）、みれりーずに感謝の言葉を述べ、唯一のオリジナルソロ楽曲「キミに39」を最後に届けた。

次にソロ公演を行うのは、12月16日にエビ中初の20代に突入する真山りか。真山は誕生日当日に同じくステラボールにて「20才だよ?!▽真山ちゃん祭」（▽はハートマーク）を開催する。