長い黒髪の霊がうろうろ
昨日6月6日より公開中の「見える子ちゃん」は累計閲覧数9000万回、国内発行部数330万部を突破した
イベント中には長い黒髪の“霊”がゆっくりと舞台上を徘徊。霊の存在に気を取られないよう、登壇者たちは平静を装っている。トークセッションでは、キャストがネタバレをしすぎると中村監督が×の札を上げ、場内にブザーが鳴り響いてトークが中断するというルールが設けられた。みこ役の原は「家族のシーンが重要で。家族愛も描かれているんですよね。食卓のシーンではそれぞれの目線に伏線がちりばめられていて……」と話すと、中村監督が「だめですよ」と厳しい口調で札を上げ、原は「怒られちゃった」と縮こまる。そして、霊が近付くと「冷や汗が止まらない」と動揺していた。
京本ファンは優しい
みこのクラスの臨時担任教師で、霊に取り憑かれている遠野善役の京本は「今日の舞台挨拶、けっこうツボですね。何がとは言えないですけど……」と明らかに霊の存在を意識しているよう。劇中で巫女の衣装を着たと言うなえなのは「京本さんが演じる善先生の背中を押すシーンがあったんです。衣装を着たら気が引き締まって、やる気に満ちて。監督からは『ホントに押さなくていいから押すふりをしてください』と言われてたんですけど、全力で京本さんを押し飛ばしてしまったんです。そのときに京本さんファンの方々の顔が浮かんで。皆さんの大事な京本さんを押し飛ばしてごめんなさい!」と京本ファンに向けて大きな声で謝罪した。すると京本は「(ファンの皆さんは)優しいんで大丈夫ですよ」とフォローした。
エンドロールに注目
続いて、京本が「楽曲に合わせてダンスをするという、この映画の楽しいシーンがあるんですけど、最後に踊るのには霊が関係しているというか」と本作のエンドロールについて語りかけたところで、トークを止める中村監督。「それもだめ?」と困惑しつつ、京本は「何が起こるかわからないんですけど、最後まで観てください」と訂正した。イベントの締めくくりとして原は「伏線や仕掛けがちりばめられていて、何度も観たくなる作品になっていると思います。ホラーが苦手な方も最初から最後まで楽しんでみていただけると思います」と改めてこの映画をアピールした。その後、本作の完成披露試写会にも登場した幼児の霊・ツトムくんのお面を持った観客に囲まれながら、登壇者たちのフォトセッションが行われた。
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見える子ちゃん https://t.co/FsOfu39i77