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和楽器バンド、初の武道館ワンマンで1万人興奮

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和楽器バンド「大新年会2016 日本武道館 -暁ノ宴-」の様子。(写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)

和楽器バンド「大新年会2016 日本武道館 -暁ノ宴-」の様子。(写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)

和楽器バンドが1月6日に東京・日本武道館にてワンマンライブ「大新年会2016 日本武道館 -暁ノ宴-」を実施した。

バンドが結成以来毎年行っている「大新年会」。今回は初の武道館を舞台に、約1万人のオーディエンスを集めて開催された。8人はペンライトの光とステージ照明によりイメージカラーの紫色に染まったステージに登場し、まずは和楽器のアンサンブルで魅せる「暁ノ糸」を披露。黒流(和太鼓)が「いくぞ武道館!」と声を上げテンションを上げていく。続けてバンドは「戦 -ikusa-」「華火」をプレイ。ステージ両脇に設置されたスクリーンに映像を表示させながら演奏を行った。

鈴華ゆう子(Vo)は「新年明けましておめでとうございます。私たちも、皆さんも待ちに待った日本武道館で楽しんでいきましょう!」と挨拶。そして彼女たちはハイテンポなビートにあわせて蜷川べに(津軽三味線)の流麗なソロを届けた「六兆年と一夜物語」、メンバーがヘッドバンギングを行いながらプレイしたヘビーチューン「鋼 -HAGANE-」、鈴華と町屋(G)のハーモニーが鮮やかな「追憶」などをプレイした。

MCのメンバー紹介では1人ひとりが武道館ライブへの意気込みや2016年への思いなどを語った。神永大輔(尺八)は「尺八を吹く自分が、まさかロックバンドのメンバーとして武道館のステージに立てるとは思わなかった」と話し、蜷川べに(津軽三味線)は「今日は私史上最高の1日にしたい」と語る。そしていぶくろ聖志(箏)は紫色のペンライトを手にした満員のオーディエンスを眺めながら「超キレイです!」と感嘆の声を上げ、隣に座る山葵(Dr)は今年の豊富として背中に大きくペイントされた「飛躍」の文字を観客に見せた。

ライブ中盤には和楽器奏者たちがそれぞれソロで華麗なパフォーマンスを繰り出してファンの喝采を受ける。黒流の演奏時にはステージ後方に8人の和太鼓奏者が加わったほか、鈴華がステージに姿を現して日本刀を手に剣舞を披露。和太鼓の演奏に華を添えた。一方町屋、亜沙(B)、山葵の洋楽器隊3人もインストナンバー「焔」でラウドなアンサンブルを客席にぶつける。そして黒流と山葵によるドラムと和太鼓のプレイバトルでは2人が熟達した手さばきを見せただけでなく、コール&レスポンスも交えたエンタテインメント性のある内容で観客を楽しませた。

アッパーチューン「星月夜」「Perfect Blue」を演奏して本編を終えた和楽器バンド。すると観客は「暁ノ糸」の合唱を始め、彼女たちの再登場を求める。合唱の開始から数分ののちにアンコールが始まり、ステージに戻った鈴華は「素晴らしい歌を聞かせてくれてありがとう! 1万人が大合唱してくれて、しかもそれが私たちの曲だっていう……夢のようです」と喜んだ。そして彼女はこの日集まったファンたちに「みんながここまで連れてきてくれた」と感謝し、今後に向けてメンバーに「これからもずっと8人で、おじいちゃんおばあちゃんになってもやろうね(笑)」と話した。アンコールでは初披露の新曲「Strong Fate」や「天樂」をプレイ。最後は「千本桜」のカバーを演奏し、客電が点灯した会場で桜吹雪がひらひらと舞う中で大団円を飾った。

和楽器バンドの和楽器の新曲「Strong Fate」はは1月13日に各配信サイトにてリリースされる。さらに3月23日には武道館ライブの模様を収めたBlu-ray / DVDが発売となる。

和楽器バンド「大新年会2016 日本武道館 -暁ノ宴-」
2016年1月6日 日本武道館 セットリスト

01. 暁ノ糸
02. 戦 -ikusa-
03. 華火
04. 六兆年と一夜物語
05. 鋼 -HAGANE-
06. 追憶
07. 脳漿炸裂ガール
08. べにTIME(三味線ソロ)
09. 吉原ラメント
10. 聖志TIME(箏ソロ)
11. 風鈴の唄うたい
12. WADAIKO SHOW
13. 焔
14. 大輔TIME(尺八ソロ)
15. 反撃の刃
16. 郷愁の空
17. 白班
18. ドラム和太鼓バトル
19. 華振舞
20. 地球最後の告白を
21. なでしこ桜
22. 星月夜
23. Perfect Blue
<アンコール>
24. Strong Fate
25. 天樂
26. 千本桜

※記事初出時、本文の内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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